中古万年筆値下げ情報:ディプュロマット アエロ ファクトリー 14Kペン先

今回は中古万年筆ディプロマットのアエロ(ファクトリー)14金ペン先の値下げ情報をお伝えいたします。
アルミの削りっぱなしボディです
ディプロマットはドイツのヘンネフという町で1922年に誕生し、今年2018年には95周年を迎える伝統あるメーカーですが、日本では若干、馴染みが薄いかと思われます。
実際、ネットでドイツ製万年筆などと検索してもモンブラン、ペリカンにラミーが続き、これらのメーカー以外はその他のメーカー的な扱いといえるほどです。
ですが、ドイツで初めて1958年(これもまた60年前!)にカートリッジ式を導入したのがこのディプロマットでありました。
コンバーターにインクの跡は無し。
その後、85周年にあたる今から10年前の2008年にはロゴ、グリップの形などを、よりモダンに一新しています。そしてペン先、キャップトップにはインクの雫をを花びらにみたて表現したインクフラワーのデザインとなりました。
インパクトが薄い様な…
今回、紹介するのは高級ラインとなるアエロシリーズのファクトリー(工場)は今年2018年の2月より代理店のダイヤモンド株式会社より発売されています。
モチーフは大空を優雅に浮かぶ飛行船で流線形をイメージしているそうです。3本の総重量がなんと128gでしたので、それぞれの重量を測ってみると万年筆42g、ボールペン43g、そしてペンシルが一番重い44gと、想定外の重量でした!!!!!
また、今回はボールペン、ペンシル(0.7mm)も同時に買取しています。ペンシルはまだ国内販売されておらず、海外で購入されたそうです。
そのボディは一切の塗装、装飾を省いたアルミ製で金属そのものの質感に仕上げられています。また万年筆にはペン先が2種類あり、14金とスチールという展開です。
試し書きをしてみましたが、モンブラン149の33gよりもはるかに重く、日常の仕事では軽いモンブランNo.18ボールペン(60年代・12g)を仕事で使っている自分にとっては、このアルミボディは42gと、とてつもない重さに感じました!!
ですが、もしかしたら重いペン好きな方、重いほうがバランスが良いなどと言われる方などには向いているかもしれません。
ペン先は、現状では使用感がほとんどありませんが、若干硬めの14金で、ザラつきは感じませんが、Fとしてはやや太めの様です。またキャップを尻軸にはめなくても重さがある為、力をあまり入れずに筆記ができます。そして使い込んでいると手に馴染んでくるのではないでしょうか。

【機構、サイズなど】
 本体材質:アルミ
 ペン先素材:14金
 字幅:F(細字)
 機構:両用式(コンバーター/カ-トリッジ)
 長さ:約140mm(筆記時)約159mm
 重さ:約42g
 付属品:コンバーター
 中古品ランク AB+
 希望小売価格:¥37,800ー(税込)
 レモン社中古価格:¥18,000ー(税込)
 PLUコード:2111012129592
アイフォン6とのサイズ比べです。

※こちらの中古品はカメラのナニワ・オンラインショップからもお求め頂けます。
在庫は銀座教会堂店のものです。(2018年5月27日現在)TEL03-3567-3131

このブログには関係ありませんが、今回もいつもどおりにペンの写真を家に入る自然光で撮っていた最中(5月21日)に、たまたまベランダに出てみると、レア現象ともいえるらしい太陽のまわりに虹のような輪ができる日暈(ハロ現象)という物を12時頃に発見しました。これは直後にSNS、ツイッターでも騒がれていた様です!!

担当:カラサキ