M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROを使ってみた 繊細なボケとシャープな描写!

みなさんこんにちは

カメラのナニワ京都店です

今回はカメラグランプリレンズ賞3年連続の獲得を記念して

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROをレビューします。


M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROのスペック

まずは最初にスペックのおさらいから

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

焦点距離 17mm(35㎜換算34mm)

レンズ構成 11郡15枚

防塵防滴機構

最短撮影距離 20cm

大きさ 最大径と全長 68.2mmと87mm

重量 390g

発売日 2018年1月26日


撮ってみてわかる光学性能の高さ

■ボケの質と高い解像力の両立に徹底的にこだわった描写性能

ピントの合った標識はシャープに解像していますが、背景のビルは柔らかくぼけています。

■開放F1.2の「美しくにじむボケ」

開放F1.2で撮影しても周辺が破綻しません。
なめらかなボケの撮影ができました

■最短20cmまで寄れる近接撮影能力

最短20cmまで近接撮影ができるため、料理の写真を撮影するのにもうってつけです。

鱧の焼霜を撮影ぐぐっとよれて迫力のあるいい写真になりました。

■全測距エリアで高いAF精度を実現

ピントの合うスピードも速く、ストレスなく撮影が可能でした


■高い機動性 圧倒的な小型・軽量システム

明るく小型軽量で取り回しも良く夜景撮影でも手持ちで十分に撮影が可能でした


感想:撮り回しがよく、持ち歩くのが楽しくなるレンズ

今回使用したカメラはOM-D E-M5 MarkⅡです。

最初レンズを付けた時は少しバランスが悪いかなとも思いましたが
実際に持ってみるとそれほど違和感はありませんでした。

撮影の時もレンズをホールドして持ちますし、撮影しにくいという事はありません。
まして、グリップの大きなE-M1 MarkIIやGH5などと組み合わせるなら、ほとんど無視していいポイントでしょう。

AFのスピードも流石のProレンズ。合焦速度に文句はありません。
また万一、AFを外したとしても、フォーカスリングを引く事でワンタッチでAF/MFの切り替えができます。
他のオリンパスレンズ同様のギミックですが、助けられることが多い機能です。

開放で撮影してもピントはとてもシャープ。
ボケも滑らかで非常に好感が持てる写真の撮影ができます。

まとめ:繊細なボケと高精細な描写力の両立はこのレンズならでは

やわらかく繊細なボケと高精細な描写力を求めるなら絶対にお勧めのレンズです。
17mmという画角もスナップ写真には非常に使いやすいと思います

あえて難を言えば、価格もPRO価格でなかなか手が出しにくいところでしょうか?

それでもやっぱり欲しくなる1本です。ぜひご検討されてはいかがでしょうか

担当 おおき

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