台湾へ行き、床屋で髪の毛を切ってもらうも、
パッと見変化がわからない程度しか切ってもらえなかったブログスタッフです。
お任せで頼んだので、超クレイジーな髪型にしてもらえると思いきや、普通でした。
あまりパルプンテは信じないでおこう。そう思いました。
日本円で約1,600円、爪で頭皮をえぐるサービスとTシャツの首回りがびしょ濡れになるサービス付きです。興味ある方はスタッフまでどうぞ。
さて、
今回は、Nikon F3 と AI Micro-Nikkor 55m f/2.8S についてです。
まず、このブログを読んでいただきたいのは
・フィルムカメラ初心者~中級者
・オールドレンズ初心者~中級者
・F3と50mm f/1.4の単焦点を持っている方
・「寄れるレンズが欲しい」、「フィルムカメラ欲しい」と思っていらっしゃる方
すでに沼にどっぷり浸かって"IYH"とか"実質タダ"と言ってる方にはつまらない記事かもしれません。
【今回私が伝えたいこと】
Nikon F3 と AI Micro-Nikkor 55m f/2.8S の組み合わせは最強である。
中古相場
F3:19,000円~50,000円
AI Micro-Nikkor 55m f/2.8S:10,000円~20,000円
(安いものはあまり状態が良くない場合があるので、しっかり状態を確認して購入することをオススメします。特にレンズの方は絞りのネバリやヘリコイド重たい個体は注意です)
F3を実際使用して感じた良い点
・プロ使用なだけあって頑丈→現在もまだ修理できるところもあり、F3の未来は明るい(はず)
・絞り優先(Aモード)で露出を考えなくていい→初心者でも使いやすい
・ファインダーを入れ替えることができる→位置の低いものを撮るとき、DW-3及びDW-4(ウエストレベルファインダー)で対応できる
・多重露光ができる→手動巻き上げで多重露光できるボディは希少(ニコン以外ではなかなか無い)
・Auto Nikkorを使用することができる→AI連動ピンを跳ね上げ無理なく装着可能、しかも絞り込み測光出来ちゃう!
特に多重露光できる点とAuto Nikkorを使える点が素晴らしいと思ってます。
実は私はAuto Nikkor大好きマンで、Nikkor-O Auto 35mm F2 , Nikkor-S 5cm F2 pat.tend 3型 各時代のフードを所持している。
これらのレンズを絞り込み測光飛ばして勘露出で使用することを鯔背だと感じます。
すみません、脱線してしまいました。
続いて、、
実際使用して感じた悪い点
・電池を入れないとシャッタースピードを変えれない→1/60秒緊急シャッターあるが、機械式かハイブリッドシャッターであれば唯一無二だったと思う
・重たい→でも、仕方がない。それこそNikonのプロ機だものと自分に言い聞かせる
・ホールドしづらい→別売りグリップがあればよかった。→MD-4(モ-タードライブ)あるとか言わないでね
忘れかけていましたが、
AI Micro-Nikkor 55m f/2.8Sのことも少々
・このブログ執筆当時、今だに現行品であり、新品で買える
・絞り開放時ピント面シャープ
・絞るとキレッキレ!
・単体で25cmまで寄れる
・PK-13(中間リング)を使うと等倍まで寄れる
・300gないぐらいで軽い
・中古だと安い
このレンズ総じてコストパフォーマンスがいい!!
使っていて悪い点が思い浮かびませんでした。
私自身、36枚撮りは長くて集中できないので、
ほとんど中判カメラで12枚撮り、16枚撮りしかしていません。
この組み合わせはそんな私に36枚すぐに撮り切らせるのです。
その要素として 寄れること、PK-13(中間リング)で等倍マクロ撮影できること、F3のファインダーの見やすさ、露出を考えなくていい、多重露光できること等、撮影へのアプローチの豊富さが挙げられます。
【実験】
作例の前にちょいとお遊びを
まずは、レンズ単体でどこまで寄れるかを見て頂きます。
ファインダーはDW-3(F3用ウエストレベルファインダー)を使用してます。
被写体は台湾で購入したカイリジュメイです。
メチャんこかわいいでございますよ!
こんな感じ、ざっくり25cm
ファインダーはこんな感じ
では、PK-13(中間リング)を付けるとどうなるか?
ISOを上げて、ややザラザラしておりますが、えらい違いです。
撮影は三脚が必須になります。
【作例】
お待たせしました。
あとは作例を見てご判断を。
※使用機材は上記したF3とAI Micro-Nikkor 55m f/2.8Sです。
※データ化はGT-X830にて行っています。
【PORTRA400】
上二枚の写真は、PK-13(中間リング),マンフロットのミニ三脚とDW-4(高倍率ウエストレベルファインダー)を使用し、等倍マクロ撮影。解像力侮るなかれ。
【PROVIA100F】
いかがでしたか?
私が思う最強(←何をもって最強やねん)の組み合わせ。
①Aモード(絞り優先オート)が使える
②多重露光ができる
③ファインダーを入れ替えることができる
④頑丈
⑤寄れる(アクセサリーで等倍まで)
⑥ホントなんでもできる←これが言いたい!
あとは実際に手に取り触ってください。
買ってください。
使ってください。
ホント最強です!!
私が35mm判のフィルムで本気出す時はF3を使います。
「寄れることへの快楽」、
「どんな撮影もこなすプロ機」
どちらの商品も常に在庫しております故、是非触りに来てくださいまし。