今年に入りキヤノンフィルムカメラの最高峰EOS1Vが製造中止の二ユースが入り
衝撃を受けたのは記憶に新しいと思います、
デジタル主流の現在だから仕方の無いことだとは思いますが
いままで継続販売していたキヤノンさんの苦渋の決断だったに違いありません
ただ、フィルムの色再現性や撮影してから現像・プリントまでの手間のかかる過程と仕上がってくるまでのドキドキ、ワクワクを楽しむフィルム派のカメラファン、特にフイルムカメラはじめてみたいという新たなファンの方は
状態のいい中古品を探すほかありません
中古カメラは一期一会、前のオーナーさんの使い方・保管状態で
おお!これはなかなか綺麗なお品から
使われず何年熟成されたの・・・orzまでさまざま
そんな中この度、なかなかに状態の良いEOS1Vが入荷いたしました
前オーナー様は公募展やコンテストなどで数多く入選、受賞されておられる歴戦の勇
とても綺麗に扱っていた様子で大きな傷は見受けられません。
経年変化で一部グリップ横のベタ付きやホットシュー部の塗装ハゲが有る程度の美品
保管方法はというと、防湿庫へ保管して定期的に別売アクセサリーのニッケル水素電池の充放電を半年に一度行うなどのカメラの状態を維持するため
バリバリ使うけど雑には扱わない、愛情こもった保管状況でしたが
やはりデジタルに移行して使わない期間が長くなり、他に愛用して下さる方がおられればと当店にお譲り頂きました
やっぱりキヤノン最高峰の至高のフィルムカメラ!威風堂々とした風格
カメラの質感・構えた時の安定感たるやさすがとしか言いようがありません
35mmフィルムカメラでシャッターは1/8000秒までの高速シャッター
パワーブースターのPB-E2・ニッケル水素電池パックNP-E2装着時には連写が秒間10コマの高速連写も効きました
販売期間は2000年~2018年と永い間キヤノンのフィルムカメラを支えて来た
キヤノンEOS-1V
外観は堅牢なマグネシウム製・ボデイの各部にシーリングを施し防塵防滴で
急な雨降りでもびくともしないヘビービューティ仕様
ボデイ内部のシャッターの耐久性も15万回のシャッター耐久保証
36枚撮りフィルムの使用本数4000本以上!
また今回ご紹介の前オーナー様、他に紹介するEOS3やEOS1Nとの併用利用
しかもそう酷使されておらずこれから先バンバン使って行くには申し分の無い個体です
気になる商品の情報ですが
商品名:EOS-1VHS ボディ
商品コード番号 JAN:2222120034392
付属部品は取扱説明書・ボディキャップ・グリップGR-E2(コレを付け替えたらEOS-1Vになります)
状態:ホットシュー金属の黒色塗装剥げ・ラバー部若干のベタ付きあり ランクAB
気になるお値段:88800円
次にご紹介いたしますのも同一オーナー様の
EOS-3
1998年発売のキヤノンフィルムAFカメラのハイアマチュア向けモデル
位置づけとしてはEOS-5QDの後継機なのですが、バッテリーグリップやブースターなどアクセサリー関連のEOS-1シリーズとの共通化だけでなく測距点45点、しかもキヤノンの誇った技術「視線入力AF搭載」と新型AFユニット搭載で、当時のフラックシップEOS-1N以上の性能を持ってデビューした衝撃作、後にEOS-1Vにフィードバックされた優等生。
それだけ盛り込んでいながら発売時定価は税別185000円と1シリーズより抑える所はさすがはキヤノン。
EOS-1V発売までの間は1Nよりも高いAF性能からプロカメラマンでもサブで導入していながら、メインカメラに選ぶことが多かった優等生カメラです
またEOSシリーズ特有のダンパーゴム劣化でのシャッター不具合はこのモデルは心配ありません
このカメラは比較的カメラ底部分スリキズがあり使用感有るもののヘコミなどの大きなダメージは無く綺麗な状態です
気になる商品情報ですが商品名:EOS-3
商品コード番号:JAN2222120034453
付属品はボディキャップ・取扱説明書
状態:スリキズ・ホコリあり ランクB+
気になるお値段:34000円
次にご紹介するのも同じオーナーさんの
EOS-1N
1994年発売のプロユースAFフィルム一眼カメラ
シャッター回数は10万回に耐える耐久性・信頼性の高いカメラでした。
当時税別215,000円となかなかいいお値段でしたがちょうどバブルの時期で常に品薄傾向だった記憶があります。
プロカメラマンや、ハイアマチュアはだいたいこのEOS-1NかニコンF4を使用していました。
シャッタースピードも30秒~1/8000秒
こちらのカメラもやさしく使っていたんでしょう比較的状態良く次のオーナーさんを求めております
商品名:EOS-1N
商品コード番号:2222120034460
付属品はボディキャップ・取扱説明書
状態:スリキズ・ホコリあり
気になるお値段:19,800円
もうひとつおまけです
違うオーナー様からのお買受商品です
EOS-1NHS
商品コード番号:2222120034252
気になるお値段は:14,800円
報道カメラマンのお客様のプライベート用カメラでしたが
さすがプロユースの元ハイエンドカメラしっかり使い込まれてます
シャッター幕部分も幾度と無く繰り返し切った後でしょうか
一番上の幕部分のスレが気になる所です。
他にも随所にプラスチック外装特有の使い込みによる角部分のテカリ、長年連れ添った相棒感が買ったその日から楽しめる味のある一品です
スレ・キズ・テカリをこれも味としてお楽しみください
保管は大きなタッパーに乾燥剤で保管されておりました。
HS仕様ですので見た目のかっこよさだけでなく、連写性能や重量級レンズを装着した際の安定感はさすがです!
EOS-1HS
キヤノンの記念すべきフィルムAFカメラのフラッグシップ初号機です
プロ用EOSシステムはここから始まりました。
それまでの機種と比較して格段にAF性能が上がり暗い場所での測距性能の向上やフォーカス速度向上、原型となったT-90からルイジ・コラーニのデザインによる曲線を多用したデザインは現在のEOSデジタルシリーズにも継承されています。
先にEOS650等中堅クラスで実績、経験を積み重ね満を持してフラッグシップ投入という所はニコンと同じ流れ。
ただ、ニコンF4とキヤノンEOS-1の決定的な違いは「マウント始め既存規格の踏襲」という点だけでなく「防塵、防滴性」。
その差がはっきりと表れたのは1990年に勃発した「湾岸戦争」
ライバルのニコンF4は従来のシステムを継承する事を優先し、取り外し可能部分が多い事や、レンズ周りに絞りリングなどどうしても隙間が多く、そこから砂漠の細かい砂が入り込み作動不良が頻発したのに対し、EOS-1はLレンズシリーズの今に繋がる防塵、防滴設計だけでなく、取り外し可能なグリップ部分などにもシーリングを施し同様のトラブルは少なかった結果「報道のニコン」「スポーツのキヤノン」が「報道機関はキヤノン」の風潮にも繋がった程。
それが相当反省材料になったニコンは後にF5を開発する際「グリップ一体で設計する」が大前提になったとかならなかったとか・・・
ちょっと脱線しましたが、その良さを分かって頂くにはまずは握ってみてください!
写真を撮ろうと思わせてくれる質感・握り心地・満足いくフォルムです
これから何を撮ろうか、フィルム一枚一枚を噛み締めつつ楽しむにふさわしい今と変わらないデザインも人気の秘訣でしょうか
古いフィルムカメラの中でもプロユースの耐久性を兼ねそろえたEOS-1シリーズ
古いが丈夫で長持ちデザインも良し、価格もお手頃で今も人気です
商品コード番号:2222120034576
状態:スリキズ・ホコリあり Bランク
付属品はボデイキャップのみ
気になるお値段は新品定価239,000円と昔高値の華だった
プロ用機材がなんと
福沢愉吉さん(10,000円)ポッキリです
フィルムカメラ使うならぜひEOS-1シリーズいかがでしょうか?
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