こんにちは、タカチホカメラ西新店です
フィルムカメラ、フイルム文化が至る所で取り上げられブームになっています。
記憶にある頃にはデジタルカメラだった若者層は、SNSなどで知った写ルンですや、フィルムカメラに初めて触れてみて。
中年層は若かりし頃高嶺の花であこがれだった機材が安く中古で買えるようになりノスタルジック、青春を取り戻そうと。
ご年配層はデジタルデバイスをガンガン使いこなす方もおられますが、「やっぱりこれしか分からないわ」と長年愛用のフイルムカメラでお孫さんや、老人会などのサークル活動、趣味を楽しく。
と色々な世代がそれぞれ違う視点でフイルムカメラを楽しまれているのはカメラ店スタッフとしても嬉しい限りです。
デジタルカメラの出始めの頃は「フィルムは記憶、デジタルは記録」などといわれて
ましたし、またフィルムは何万画素位などの話題も最近は少なくなりました。
それだけデジタル(スマホも含む)が浸透しデジタルカメラが身近に簡単になった為、逆にアナログなフイルムブ-ムが起きているのでは、事実音楽の世界でもレコードやカセットテープが見直されて来ています。
写真で言うとフイルムは現像という時間が必要です、その間に、うまく撮れたか、ワクワクドキドキ感、1枚撮るときの緊張感などなどデジタルに無い楽しさがあります。
そんなフィルムカメラワ-ルドへ入っていきましょう。
その1 35ミリフィルムを知ろう
フイルムには色々なサイズ、種類がありますが今回は基本とされる
35ミリフィルムについて説明いたします。
フイルムの上下(幅)が35ミリあり、その為35ミリフィルムと呼ばれ現在流通している
「カメラに使うフイルム」と言えばこの規格が大半です。
過去に出ていたカメラでは違う規格のものもありますので、「どんなフイルム使うのか分からない」という方、カメラお持ちください、スタッフがご案内します・・・中には残念ながら現在流通していないフイルムもございますがお気軽にご相談ください。
写る1コマ寸法は約タテ24ミリヨコ36ミリです。実画面上下にパ-フォレ-ションという穴があり、ここに撮影枚数を計る為の「カウンタ-ギア」や「巻上げギア」が入ります。
また、デジタルカメラでこの24ミリ×36ミリのセンサーサイズが「フルサイズ」と呼ばれるものです。
同じフイルムを使うカメラで倍の枚数撮影出来る「ハ-フ版」というカメラはこれの約半分の実画面になりヨコの写真はカメラをタテにして撮影します(オリンパス ペンシリーズやリコーオートハーフなど)。
35ミリフルサイズカメラ 青線が実画面 ハ-フ版カメラ 青い線が実画面 この様にフルサイズの約半分ですのでハ-フサイズと言われます、枚数はフルサイズの倍撮れます。
次回は DXコ-ド(ISO) カメラ本体についてお話したいと思います
タカチホカメラ 西新店