今回は、昭和50年頃のキハ56系、エンドウのHOブラス製2017年モデル、3両を紹介いたします。
キハ56系とはJNR(国鉄)が1961年より投入した北海道向けに設計・製造した急行形気動車(ディーゼルカー)です。
1950年代、北海道の主要幹線を走る急行列車はすべて蒸気機関車が牽引する客車列車で、すこぶる鈍足でありました。
全国各地で旧来のキハ55系をグレードアップしたキハ58系が広幅・高運転台その快適な居住性と高速性が高評価を得たキハ58系を北海道用として耐寒性・防雪対策を施したものが今回紹介のキハ56系の3両です。
ちなみに本州向けのキハ58系よりも一足早く、1961年4月より札幌ー釧路間の急行「狩勝」でデビューし、北海道の観光や都市間輸送に大活躍しました。
JR移籍後ローカル運用となり、ついにキハ40の登場によって1996年全車廃車となりました。
2017年エンドウモデルでは全製造数242両のキハ56系のうち原形量産車と長大編成対応車と分けて、昭和50年頃の姿を模型化したとのことです。
キハ56 長大編成対応車 M車 前面 ↓
キハ56系の特徴としてキハ58系に比較して測窓の高さが100mm狭く、二重窓の構造になっています(耐寒のため) ↓ モデルは座席・エンドウLED室内灯つき。
ダイキャスト製DT22台車。
キハ27 準長大編成対応車 T車 ↓ 車体下部のスノーブローが物々しいですね。
キハ27 原形量産車 M車
モデルの動力はキヤノン製LNー15両軸モーター+10.5mmプレート車輪+WB26mmMPギヤを装備 ↓
キハ27 原形量産車 M車 ↓
キハ56 長大編成対応車 M車
前頭部は真鍮絞り・ボディはプレス加工・連結器:ケーディカプラーNO156。貫通ホロ、運転台、床下機器、ベンチレーターはホワイトメタル、排気管、給水口、胴受、ジャンパー受け、エアホースはロストワックス製とのこと(取説より) ↓
PLU 2111012140665
エンドウ 2017年製 HO 「国鉄キハ56系 キハ27(125-129)T車」
程度 A 税込¥59,000(2018/8/7現在)
PLU 2111012140672
エンドウ 2017年製 HO 「国鉄キハ56系 キハ56(117-120)M車」
程度 A 税込¥70,000(2018/8/7現在)
PLU 2111012131342
エンドウ 2017年製 HO 「キハ27 原形量産機」
程度 A 税込¥65,000(2018/8/7現在)
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担当 かなざわ