さて、今回は王道中の王道を
ライカM50/2.8!!
レンズ構成や設計思想をさかのぼれば・・・「バルナック時代のエルマックス5cm/3.5、エルマー5cm/3.5」につながる生きている化石というか、「標準レンズのマイルストーン」的レンズ。
残念ながら、デジタルMシリーズに移行してから程なくして生産終了してしまいましたが、フイルム機にはしっくり来るデザイン。
基本設計は古いと言いながらもコーティングなどは今でも十分通用するレベル。
あっ、このレンズというか「沈胴式レンズ」をデジタルMシリーズで使用する際はご注意頂きたい点が一つ。
「沈胴だけれども、沈胴させないで!」
これ、デジタルMシリーズの説明書でも触れられている内容なのですが、シャッター周りがフイルム時代と異なる構造の為、レンズ後部やカメラ側を破損する恐れがあるからだそうです・・・(マクロエルマーM90/4は大丈夫ですが)それも生産終了の一因だったのでしょうか。
お値段税込118000円です