みなさまこんにちは!
いよいよ8月も終盤となりましたが、京都はまだまだ夏の盛りのような暑さが続いております。お出掛けの際は熱中症にくれぐれもご留意いただき、とっておきのシャッターチャンスに出会いましょう!
さて本日ご紹介させていただくスポットは『明治150年』にちなみまして、明治時代の京都を今に伝える名所、「蹴上周辺の琵琶湖疏水」をご紹介いたします。明治2年に東京へ首都機能が移転したことで活気の低下が懸念された京都において、琵琶湖から新しい水路を開拓して発電を行うという一大プロジェクトが実施されました。これらを現代に伝える貴重な遺構を訪れて、秋のひととき明治ロマンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか!
蹴上・南禅寺エリアへのアクセス
○蹴上インクライン跡・旧蹴上発電所・独特のレンガ積みトンネル『ねじりまんぽ』
地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩5~10分
○南禅寺
地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩15分 または 市バス『南禅寺・永観堂道』下車、徒歩約10分
○この1枚ははずせない!インクラインを下を通る「ねじりまんぽ」
独特のレンガ積みが特徴的な隠れた名所。当時最先端の技術を駆使してつくられたトンネル。現在ではその造形美がたくさんのアーティストに評価されてポートレートの背景などによく使われているのでご覧になった方も多いかと思います。アングル等を工夫すれば明治の造形美を余すことなく表現できますよ!
なお、ここでおすすめしたい機能がフィルターワーク。最近のデジカメはさまざまなフィルターが内蔵されており、色味の表現と組み合わせばお好みの表現技法をプラスできます。ぜひお試しください!
○定番撮影スポットでオリジナリティーを引き出そう!旧蹴上発電所
自分ならではの視点を表現する方法としては一部を大きく拡大することが比較的簡単でしょう。一部を拡大してフォーカスすると、いわゆる「資料写真」ではなくオリジナリティーが引き出せるでしょう。自分がどの部分に感動したのか、をまず表現することであなたならではの1枚をつくることができます。
○こちらもぜひ立ち寄りたい!南禅寺の『水路閣』
大人気の観光地、南禅寺境内を通る『水路閣』も明治の京都を体感するには最適なスポットでしょう。モダンとレトロが共存する独特の空間はどの季節でも絵になる不思議な魅力を持っています。あとはあなたの感性の存分に発揮いただいてあなたならではの1枚を撮影してみましょう!
○最後に現地情報です!
蹴上・南禅寺エリアは観光の方が大変多く、国際色豊かな人気のスポットとなっております。平安神宮周辺は歩道も広いのですが、南禅寺周辺は特に紅葉の季節などは大変な混雑となります。午前中に撮影を行うなど時間帯を考慮しての散策をおすすめします。現地は坂道が多いので特に歩きやすい恰好をおすすめします。また飲食店は多くないので、ランチは三条・四条などの市街地を利用しましょう。
時間に余裕をもってあちこちのスポットを巡りながら明治時代の京都を想像しつつ散策してみましょう!
担当:やませ
秋の撮影旅行に最適なカメラ・レンズ・撮影グッズのお求めは専門店の”カメラのナニワ京都店”をぜひご利用ください!
カメラのナニワ京都店 <四条御幸町西入ル 075-257-7100>
☆阪急電車河原町駅9番出口より徒歩1分!