絞りの話
写真関係の話で、「絞りを開く」とか「絞る」とか出てきますが、開くとは絞り数値が小さい数字にする事です。
解説写真はニコンAI50/1.4です。
1.4が一番開いた(開放)の時です反対に16が一番絞った時(最小絞り)5.6がその中間絞りです、絞り数値はF○と言いF1.4とかF5.6、F16と呼びます。
絞りはフイルムに当たる光の量を調整するもので、開放絞りが一番多く最小絞りが一番少なくなります。
たとえばよく水道の蛇口とバケツで表現されます、蛇口を開いてバケツに水を満水にするとき、蛇口を少し開いてチョロチョロ出す(Fを絞る)とバケツ満水(適正露出)にするには時間が掛かります(シャッタ-スピ- ドが遅い)逆に蛇口を一番開いて水をダッダッダッと出すと(Fを開く)とバケツ満水 (適正露出)にする時間は早く終わります(シャッタ-スピ-ドが早い)と言う事になります
絞り開放
絞り中間
絞り最小
絞りにはあと大事な役割があります それはピントが合う範囲を調整出来ると言う事ですが その前に次回はシャッタ-についてのお話をしたいと思います
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