本日ご紹介のカメラは形も独創的ですが写りも独創的なコンパクトカメラと呼んでいいのかどうわかりませんが(^^;;2014年発売のシグマDP2Quattroのご紹介です。
見ての通りずいぶん横長のカメラになります横幅161.4mm高さ67mmですのでポケットには入りません(汗 奥行きも81.6mmですのでちょっとしたミラーレスにパンケーキレンズを着けてる厚みですね。
写りとしての独創的なところは唯一FoveonX3センサーを取り入れていることです。
通常のデジタル機では1層のセンサーで撮影をしていますがこちらは光をRGBの3層で光を受け止め結像している仕組みになっていますので解像度ではどこにも負けない画像を描写してくれます。
ただ、FoveonX3センサーの性格・・・野球選手に例えるとCMOSセンサーが「守備も走塁もそこそこアベレージヒッター」とすると「打席に立てば豪快な空振り、守備はザルで鈍足・・・でもここ一番大勝負の場面での打率は異常に高いDH、代打専用必殺兵器」みたいな極端な性格を持ったセンサー。
解像度は高いけど、その代わりに色飽和も条件や被写体によっては起こりやすいだけでなく、シャドー部やハイライトの飛びも・・・RAWで撮って後処理で仕上げるのがFoveonX3を搭載したカメラのお作法。
ん?JPEGでもっと手軽に撮れないのか??・・・黙って他社のAPS-Cやマイクロフォーサーズ、1.0型サイズの大型センサー搭載コンパクト機をオススメします(S社、L社なら35mmフルサイズ機もありますヨ・・・)。
じっくり腰を据えて撮る。帰ってからセレクトして、「コレハ!!」というRAWデータを現像・・・みたいな使い方・・・でも、それがFoveonX3!!!
じっくり腰を据えて向き合ってあげると本当に素晴らしい画像でビックリします!。
センサーのサイズもAPS-Cタイプと同じですので一眼レフ相当と言う事になります。
DP2Quattroの焦点距離は30mm(フイルム換算45mm)ですのでスナップや風景など一般的な撮影向きと言ったところでしょう。
ちなみにこのシリーズはDP0(フィルム換算21mm)・DP1(フィルム換算28mm)・DP3(フィルム換算75mm)とこのDP2の4種類出ています。
カメラの操作部分はいたってシンプルな作りになっています。
最近のカメラのような手振れ補正や4K動画撮影とかWifiやGPSなどの機能は一切入っていません!カメラの大きさも生かしてボタンの位置もかなりゆとりがある配置となっています。まさに撮影に特化したカメラと言えるのかもしれません。
液晶画面も見やすくなっておりカメラグリップもこの大きさですからホールド感もしっくりと持ちやすいカメラです。見た目にも面白いカメラなので一台いかがですか?
オプションを装着する為にもこのデザインになっているというところもあるのですが、
後DP2Quattroというか、FoveonX3センサーは高感度撮影には向きません。ISO800辺りから急激にノイズ(もう後処理でどうにかなるなんてレベルじゃない)が走りますので夜景撮影においてはISO400までの感度設定&三脚必須です!
商品お問合せPLU:2222280019130
商品ランク:B(普通に使った普通の中古)スレがあります
付属品:LCDビューファインダー・元箱・USBケーブル・ストラップ・ボディキャップ・ストラップ
販売価格:52,800円(税込)
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担当はむらかみでした