フルサイズミラーレスの独断的考察-1
4/3サイズのカメラが出たとき、親父は門真製のカメラを買った。
門真製初代のレンズ交換式で、ウエッツラーブランドのレンズだった。
正面はそれほど大きくないが、ボディの厚みが有り持ちにくく、レンズも大きかった。
M4/3が出たとき、親父は興味を持たず、普通の大井町デジイチを購入し、4代目になった。
Lマウントアライアンス、下丸子大井町そして御殿山と、フルサイズミラーレスが揃い、市場では御殿山の一人勝ちとも聞く。個人的に、独断と偏見を持っていろいろ考えてみたい。
一番しがらみのないのが、御殿山ではないか?一眼レフのノウハウを堺/八王子から吸収して改めてカメラを考えなおし、自分たちの映像技術を取り込み再構築したのが、ここのフルサイズに見える。
デジタルの主要パーツを自製できる強みはあるが、一眼レフを、中判/大判をも見慣れた世代にとっては、いささかひ弱に見える。
ここの作った機器(オーディオ系)は壊れやすいという、都市伝説を聞いた覚えがあり、そのイメージかも知れない。
すでにスポーツ撮影のプロが使っており、それなりの評価があるようだが、ラグビーや2020によって、もっと評価が変わるのではないかと思うのは、親父だけか?
フィルム一眼は下丸子を使っていたが、マウントを変えたとき、宗教替えをして大井町にした。
残念だと聞くミラーレスから、待望のフルサイズミラーレスが発売される。以前にも記したが、開発元の御殿山さえも採用機種(業務用ビデオカメラ)のなくなったカードを何故採用したのか、全く腑に落ちない。
プロであれば、予備カードを持って撮影に行くだろうが、アマはそれをするだろうか?XQDは入手困難でも、SDならば、携帯キャリアの販売店なりコンビニで買える。
これから先、上位機種が出るのであれば、SDとのダブルスロットでお願いしたい。
また、マウントアダプターにAi爪がないのも疑問である。現行4桁番台に爪がないのはわかる。が3桁番台にはあるではないか?古いレンズだから!の考えも解らずではない。
が、これだけレンズが残っている以上次モデルでは、Ai爪の搭載を検討いただきたい。AFレンズ用ドライブシャフトは、まあ、その次でもいい。
つづく。