【中古入荷情報】JUPITER-12 35mm F2.8

こんにちは、カメラのナニワ千里中央店です。

今回ご紹介はこちら

ロシア製、Lマウントオールドレンズのあまり出てこない広角レンズです。後ろ玉の飛び出し方がすごいです! 最短撮影 1m, フィルター径 40.5mm, 絞り羽根5枚,最小絞りF22, LZOS(ルトカリノ光学硝子工場)製造。

手に取るとアルミ鏡胴で非常に軽く、「これ・・・大丈夫か?」と言いたくなるレンズですが、このレンズ元をたどると、戦前のツアイスで「ルートヴィッヒ・ベルテレ博士」の手によって生み出された「ビオゴン35/2.8」の設計が元。

第二次大戦後、連合国側統治時代にソ連側にあったツアイス・イエナをソ連が接収した際に工作機械だけでなく技術者や工員の方までちゃっかり頂いちゃったのが元にあり(技術者や工員の方はソ連で技術指導などを終えると、希望する方の多くがドイツ(東ですが)に帰されたそうです・・・もちろん「ソ連接収前に」アメリカとか西側諸国がこっそり連れて行った技術者や、そのままソ連に高待遇で迎えられ「光学機器開発」にあたられた方もおられたそうですが)それもあって「コピー品」とか言われていますがレンズ構成などを見るとちょこちょこ変更され、オリジナル化(生産効率化などの為)されております。



その筋の良さもあってか、ちまたでよく言われている「ロシアンレンズ」のウズウズ、グルグルなボケや、星形コマ収差といった独特な描写(見る人によっては「外れぢゃ!こんな写りのレンズ!」)という傾向は薄く「周辺部まで収差補正がかなり施され、バランス良く優秀な写り」をする1本。

さすがに逆光など厳しい光線状況での撮影は弱いですが、この時代のレンズにそれを求めちゃ余りにもあまり、どころか前玉を奥に入れる事で鏡胴部分で極力ハレーションカットをしてしまおうという設計は「うまく考えたあ!」と思わせる機能的なデザイン。

ああ・・・でも、ロシアンレンズアルアルで「個体による品質差(通称「ロシアンレンズルーレット」当たると極上、外れればorz・・・)」はこのレンズでもありますので、可能であればご購入前の実写をオススメしたい所です

ただ、この後玉の飛び出しが原因で、マウントアダプターを使ってもAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズサイズのセンサー搭載ミラーレス機では干渉してしまって装着できないという事が殆ど。

実写テストをした事がある社員によると「フルサイズセンサー搭載機(α7シリーズなど)なら何とか装着出来る」という事です(APS-C機は装着しようとした所、後玉が当たった感触があったのですぐに止めたとか)。

なかなかに面白い1本、この機会にいかがでしょう


商品ランク:B  レンズ欠けアリ
付属品:Rキャップ、ケース
中古価格:10,800円(税込)(2018. 11. 10現在)
商品お問い合わせ PLU :2221050020246