だいぶ寒くなってきましたが、風邪などひかれていないでしょうか。流行の先取りをするワタクシはもうすでにひきました。
こんにちは、カメラのナニワ神戸元町店の平田です。
今回の行き先は、愛知県、岐阜県そしてちょっとだけ長野県です。相変わらず1泊なのですが、銃声が弱々しいのは、それほど弾丸じゃないからです。ワタクシの豪邸のある大阪から日帰りで行けそうで…。
今回は車で参ります。どんな車かというと、たいていのベンツやポルシェやフェラーリのように、4つのタイヤが付いた軽自動車です。
あ、バカにしたでしょ!
ベンツやポルシェやフェラーリより高速料金が安い優れた乗り物なのに。
で、制限速度を1km/hすらも超えないスピードでまず向かったのは岐阜県中津川市のここ
秋の中津川といえば、やっぱり栗でしょう。でも栗きんとんではないところがワタクシたちのひねくれ具合を表していますか?いえいえ、栗きんとんは夕方に買う予定です。
食料を調達したので、最初の目的地に向かいます。
ここは長野県の南西端近く、大桑村にある阿寺渓谷です。昔(といっても15年くらい前)は訪れる人もそれほど多くなかったんですが、今では観光ツアーの行程にも組み込まれることもあるようです。
渓谷の入口まではバスもありますが、歩くのが目的でなければ、車で行く方が便利だと思います。
紅葉のピークはもう少し後かな?というところでした。
これらの写真は狐ヶ淵・狸ヶ淵と呼ばれるところで、阿寺渓谷の中でいちばん好きな場所です。 車ですぐ近くまで行けます。
もっと遡っていくと滝などもありますが、今日は時間がないのでパスして、「今日は時間がない」と言いながらも道端に車を止めて栗おこわをいただきます(朝早く家を出て、途中の養老サービスエリアで安永餅しか食べてないからおなかすいたの!)。チミっと効いた塩味が栗の甘さを引き立てます。もちろん栗は甘露煮とかじゃなくてよ。
続いて向かったのはここ。
今日いちばんの目的地、阿寺渓谷のとなりにある柿其(かきぞれ)渓谷です。当初は阿寺に行く予定はなかったんですが、柿其の駐車場に着くと撮影ツアーの人たちがバスで来ていて、撮影しにくそうだったので阿寺で時間つぶししてたというわけです。
柿其川は、当然この上にまだまだ続くのですが、ほとんどの人が写真にある滝を見下ろす展望台までで引き返します。展望台までの遊歩道は狭く、やや足場の悪いところや急な階段もあるので、歩きやすい靴で行くのをおすすめします。こちらも紅葉の時期には、ちょっと早かったかなという印象です。
阿寺、柿其に共通した特徴は、なんといってもその水の透明度です。そしてそこまでそれほど歩くことなく辿りつけるので軟弱なワタクシにぴったりです。
柿其を出て、道の駅賤母(しずも)で、朝ドラで一躍脚光浴びている?(すみません、テレビほとんど見ないので知らないのです) 五平餅を食べて
(画像が小さいのは、あまり見栄えの良くないものが写っているからです)、
次なる目的地は付知峡です。合併によって中津川市になっていますが、中津川の街から車で小一時間かかります。バスだと、地元のコミュニティバスが近くまで来ていますが、最寄りのバス停から2キロくらい歩かなければなりません。今回ご案内するところは、行きにくいところばかりですみません。
付知峡は初めてで、どのあたりに行けばいいのかわからなかったので、いちばんメジャーどころっぽい観音滝周辺に行ってみました。
上の写真の観音滝は、宮崎県にある高千穂峡のミニ版といったところでしょうか。
切り立った岩を流れ落ちる情景が印象的です。
このすぐ近くに不動滝もありますが、見える角度が限られているため撮影にはあまり向きません。また少し上流に仙樽滝という滝もありますが、2018年11月現在、危険箇所があり滝に向かう遊歩道が通行禁止になっています。
こちらは、the観光地といった風情で、平日にもかかわらず結構たくさんの人で賑わっていました。こちらも水のきれいさが一つの特徴ですが、さすがに阿寺や柿其には負けるかなというところです。もちろん、今回ここしか見ていませんので、周辺にもっときれいな水が流れているところもありそうに思います。
さて、日暮れが近づいてきましたので撮影終了!
あー、疲れた。
今日は、ワタクシには珍しくほとんどの撮影で三脚を使ったからねー。
いつもまじめに撮影してないからねー。
あ、オシゴトの撮影ではちゃんとしてますよ。
「まじめに撮影編」はここらで終了。「果てしなき食い気(くいけ)編」に続く、かも。
パキュン!
2018年10月30日
撮影機材:ニコンD500、AF-S DX 16-80/2.8-4E ED VR、AF-S 80-400/4.5-5.6G ED VR、AF-S DX 10-24/3.5-4.5G ED
(栗おこわや見栄えの悪いものが写っている写真など):ソニーDSC-RX100