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担当の藤井です。
2018年10月12日に中部国際空港セントレアにオープンした「フライト・オブ・ドリームス」にいってまいりました。
「フライト・オブ・ドリームス」はボーイング創業の地であり今でも主要な旅客機生産拠点のあるワシントン州・シアトル(工場はエバレット・レントンと州内別地域)を中心に、アメリカ北西部の町並みをイメージした商業エリア。
館内には世界唯一の「ボーイング787生産初号機(量産型とは違いますんで・・・でも長くなるので後の記述は「初号機」とします)」の展示区域のフライトパークと旅気分でグルメとショッピングを楽しめるシアトルテラスで構成されています。
フライトパーク(有料展示エリア)にはボーイング787初号機(ZA001)を中心に9つの体験型コンテンツで構成され、航空について楽しみながら学ぶことができるエリアです。ぜひとも子どもたちに体験して頂きたいです。
シアトルテラスにはボーイング787初号機を間近に見られて、そこで食事やショッピングができるエリアです。
日本初出店となるショップは現地でトップクラスの有名店が集まっており、特にグルメはシアトルの山と海に囲まれた自然豊かな土地ならではの素材を活かしたカジュアルかつハイクオリティーなメニューがそろっています。
施設の1階には米国外で初めてのボーイングストアがあり、ここでしか買えないオリジナルグッズが取り揃えてあります。おしゃれでハイセンスなデザインのグッズを手に入れてください。
館内では定期的にボーイング787初号機と館内全体を使った映像と音のプロジェクトマッピングのショーがあり、4階の観覧エリアから見ると飛行機と一緒に飛んでいるかのような気分を味わうことができます。このショーはデジタルアートで世界的に有名な「チームラボ」プロデュースによるものです。
ちなみに、この中部国際空港に他を差し置いて「787の生産初号機」、「ボーイングの新たな時代のマイルストーン的な機体」が来たのか?。
日本はボーイング767の頃からボーイング機の主要な部分だけでなく、複合素材など多岐に渡って多くの企業が(日本の誇る「超絶職人技」町工場まで)開発生産に深く関わっており、特に787は主翼や胴体など35%余りを日本が生産し、中部国際空港から一貫してボーイング社へ納品しているのです。
それだけでなく、787はANAがローンチカスタマー(製造開発開始になるだけの発注を始めにした会社、何分飛行機を新たに作るのには相当な費用がかかるので・・・)として、「旅客機」として運行出来るまで、そして今なお開発や試験に大きく寄与しているという背景もあるそうです。
ボーイング社でも公式リリースで「中部国際空港、中部地域は787の生まれ故郷」と言っており、それだけボーイングも「この中部なら」とこの機体を寄贈してくれたのでしょうね。
それではご覧ください。
エンジン後端のギザギザ、ただのデザインじゃなくってファン流と燃焼ガス流を混合して騒音を低下させる効果を狙った「シェブロンノズル」という構造。
確かに他の同クラスの航空機のエンジン音と比べると、「キーン!」というかん高い音は抑えられている様に感じます。
写っている右側面はオレンジを基調に「BB-8」のイラスト。写っていない左側面はブルーを基調に「R2-D2」のイラストです。
個人的にはシアトルを拠点にしているレコードレーベル「SUBPOP」(注1)のショップやシアトル出身のジミ・ヘンドリックス(注2)関係のショップなどがあれば嬉しかったのですが、いずれ来てくれることを期待しています。
(注1)
サブ・ポップ(SubPop)は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルにあるインディペンデント・レコード・レーベルである。ニルヴァーナ、サウンドガーデン、マッドハニーなどグランジ・ロックを代表するバンドの多くが最初に契約したレーベルであり、1990年代前半のグランジ・ブームの立役者とされる。その後も多くのバンドを輩出し、2011年現在ではアメリカを代表するオルタナティヴ・インディペンデント・レーベルの一つとなっている。Wikipediaより
(注2)
ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス(James Marshall Hendrix、1942年11月27日 - 1970年9月18日)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、シンガーソングライター。ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の名で親しまれ、日本では「ジミヘン」の略称で呼ばれることもある。
ギタリストとして多くのミュージシャンに多大な影響を与えたロックミュージックのパイオニアの一人。右利き用のギターを逆さまにして左利きの構えで演奏するスタイルで知られる。ギターを歯や背中で弾き、火を放ち、破壊するパフォーマンスでも有名。Wikipediaより
施設情報
中部国際空港セントレア FLIGHT OF DREAMS
所在地
〒479-0081 愛知県常滑市セントレア1丁目1 番地
営業時間
FLIGHT PARK(フライトパーク)
10:00~17:00(最終入場16:30)
毎週土曜日のみ10:00~19:00(最終入場18:30)
SEATTLE TERRACE(シアトルテラス)
10:00~22:00
店舗により営業時間が異なります。
◆使用カメラレンズ
キヤノンEOS X7
EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM
今後もより良いサービスを提供できるよう日々努めてまいりますので、
引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。