カメラファンの中ではバケペンなる愛称で親しまれているペンタックス67
ブローニーフィルムの6x7という大きなサイズのフォーマットで
風景写真家や鉄道写真家に愛されていたカメラです
最近はなかなか市場に出回らない希少種なのですが
希少だからこそ海外のマーケットでもすごい人気で価格も高騰中!
人気のモデルは一番新しいモデルの67Ⅱ(2009年まで製造)ですが
国内の中判カメラの決定版ともいえます
操作系は35mm銀塩一眼レフを彷彿させる操作性です
右手にある巻上げレバーでフィルムを巻き上げてファインダーの左横側にある
シャッターダイヤルでシャッタースピードを合わせてレンズの根元にある絞りリングで
絞りをセット、露出補整やTTL自動露出機構の付いた交換式のファインダーを装着
すれば露出もラクラクです
ただただ デカイ重い本体とAEプリズムファインダーのセットの重量が1660g
体力に自信がないとぶん回せません(笑)
その昔私が30年前新入社員だった頃、おなじみのお客様が67持ってキレイな風景写真を
撮ってお出ででした、フィルム面積が35mmフィルムの4.4倍もあるから伸ばしても
びくともしませんしSMC ペンタックス 67レンズの描写力も凄かった
ブローニーの120フィルムならば10カット220フィルムなら20カットしか撮影出来ないから
一枚一枚に気合をいれ魂の入った写真だったような気がします。
最近はなかなかブローニーフィルムも入手が困難になりつつあり
大きな67シリーズは防湿庫の肥やしとなっているカメラマン宅もあるかと思います
この際貴重なペンタックス67シリーズを
当グループが絶賛高価買い取り中ですので
よろしくお願いいたします(笑)
幸運にも67シリーズをお持ちのあなた、
わかっているとは思いますが手持ち撮影はダメですよ~
67フォーマットに合わせた巨大なミラーがシャッターを切るたびに
バシャって大きな音と振動を織り成しますそれがイイって方もいらっしゃいますが
必ずミラーアップしてから撮影しましょう、
そして専用の木製も着けちゃうとカッコいいし安定感マシマシ
重いし手持ちじゃダメですからこの2キロ近いブツを支える三脚も必要なわけで
その過程でそ~っとシャッターを切る為のレリーズもいるわけで
しかもレンズ交換式の崇高な中判一眼レフだから交換レンズもあれとかコレとか
欲しくなるわけでレンズのハレキレにはフードも欲しいしストロボ要るかなとか
ズブズブ沼に嵌まり込む恐ろしいカメラなので
充分取扱に注意ください(笑)
あ~っと忘れてた、描写力も凄いからフィルムも沢山使うし
大きく伸ばしたくなる衝動を抑えきれなくなるから写真代もいるんだった~
もしも、もしも購入したら滅多なことでは他人と被ることなく優越感に
浸れます・・・間違いなく・・・でも人目を気にする方には向いていません。
ぜひ体力に自信があればチャレンジしてみてください。
今回当店で販売いたしましたのは最終モデルの
ペンタックス67Ⅱ+AEプリズムファインダー+SMC105mmF2.4レンズ
お買受した時にコンディションが悪くファインダーやスクリーンレンズにカビアリ
左下部に下地が見えるスリキズがあります
当店指定の修理工房にて修理行い退院したてです
一部プリズム腐食でシミが僅かに残ってしまったりレンズのクモリが完全に取れなかった
のですが実用には充分すぎるほどの修理の出来栄えですが…残念なお知らせです
残念~このブログ用に機材の撮影準備中に
たまたまお客様に見つかっちゃいまして
即決の瞬殺で販売と相成りました~
…なので67Ⅱの画像は販売済みなので削除しました~
でも隠し玉がもうひとつ、同じくペンタックス6x7フォーマットの
旧モデルの6x7後期+AEプリズムファインダー+SMC55mmf4レンズ付き
フィルムの切り替え表記が120/220なのとミラーアップ機構が付いているから
人気の後期モデルですね~
こちらもお買受状況悪くボディ内部のメーター連動の鎖が切れていた為に修理
他もモルト交換レンズ清掃各部点検を行い楽しんで使っていただけるように
修理をして頂きました、接眼部がバルサム切れのため若干にじみが出ています
商品番号 2222120035726
気になるお値段は 78000円
こちらもたぶん凄く人気のある商品ですのでこのブログをアップしたとたん
お尋ねのお電話が鳴り響き瞬殺間違いなしでしょう(笑)
欲しいという方はお早めにお電話ください
念のためどれほど巨大化の比較写真掲載しました
一番小さいのは110フィルムを使うペンタックスAUTO110
⇒コレはちっちゃ~いカメラなので比較にはなりませんが
上の左手が銀塩ペンタックスMF一眼最高峰のLX+ワインダー装着
右手がペンタックス6x7後期モデルです