期限切れフィルム Cinestill 50D 使用レビュー

明けました。
たしかに明けました。
年男でなくなったので明けました。
バイバイ戌年、二度目まして亥年。

1月1日はナニワグループ全店舗休みですが
あえてこの1月1日に家からブログを掲載して
身内に「あいつヤバイやろ」と思わせるスタンスで
本年のスタート切ります。

改めまして、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


本題です!!
アイキャッチ画像どうした!?
バグったか?と言われそうな今回のブログ。
今回は期限の切れたCinestill 50D の使用レビューです。
Cinestill独特のエモい感じの写真に期限切れの影響が現れています。
一資料、日記のように書いてます。


伝えたいこと

・レンズとボディのレビューでないこと。

・期限の切れたフィルムを使うとこんな感じということ。

・今回の保存環境および期限経過日数においての使用レビュー。

・保存環境が異なれば結果は異なるということ。

・つまり今回のレビューは他のレビューと比べないでご覧いただきたい。


詳細な情報

・消費期限:2018年3月

・保存環境:おおよそ20℃前後

・使用日:10月15日(期限切れてから7か月

・使用ボディ:Zeiss Ikon ZM

・使用レンズ:MS-Optics REIROAL M 35mm F1.4 MC

・ISO設定:50

・現像&データ化:カメラのナニワ心斎橋店


作例

コスモスを撮影。
なんか毒々しいものが写っているんです。

空に何か線が入っています。

毒々しさの波紋が漂う。
それなりに気に入っているエモい写真ではある。
ただ毒々しさが邪魔をした。

たまに行く和食料理屋でランチ。
おまかせのにぎり寿司とマツタケの土瓶蒸しを注文した。
美味そうな飯も乳剤剥離か何かの影響で半減。
控えめな飯テロエモみ画像としては使えそうだ。

まるで廃れた街。
これはこれで毒々しさが活きているかもしれない。
好きな写真だ。

これらが最もひどかった4カット(アイキャッチ画像を除く)だ。
清々しいほど毒々しい。
ここまで出ると白旗だ。

唯一の成果

ただ一つだけわかったことがある。
絞れば影響が少なくなること。
開放F1.4とF8.0の画像である。
シャキッとした描写は嫌いではないが
開放のエモい描写が好みだ。

これもそうだ。
開放とF8.0。
フィルム写真は曖昧さがあるとそれらしくていいと思う。
こういうクセも許容できれば期限切れとも仲良くできるのかもしれない。


最後に言いたいこと
・Cinestill 50Dはめっちゃ個性的でいい感じである!でも
・Cinestill 50Dは高い!
・Cinestill 50Dは期限が切れると写真を台無しにするぐらい暴れる!
・Cinestill 50Dは高い!
・Cinestill 50Dはそのうちいつか無くなる!!
・Cinestill 50Dは高い!でも
・Cinestill 50Dをいまこそ使っておこう!!

ランニングコストは悪いんですが、
他にはない本当に独特の画が撮れるのでぜひ使ってみてください!!

以上