今回のブログは富士フィルムのFUJINON XF60mm F2.4 R MACROで、発売日が2012年2月12日ということもあり本レンズは至る所で紹介されていますが、ご紹介致します。
1、実写
最初にマクロ域での撮影です。本レンズは35mm換算91mm相当で中望遠マクロレンズで最短撮影距離が26.7cmなのでテーブルフォトにも使えます。
流石のマクロレンズで解像度は高いです。
広角レンズではありませんので周辺光量落ちもなく均一な青空を得る事ができました。
ISO:200 絞り:F14 シャッタースピード:1/8 WB:AUTO
発色も素直で自然の描写を大切にする富士フイルムならではの写りです。
ACROSSモードでの金属の質感も素晴らしいです。
開放に近いところでは円に近いのですが、中間絞りではカクカク感が出てしまいます。ちょっと残念な結果でした。
2、商品の仕様
●レンズ構成:8群10枚(非球面レンズ1枚、異常分散レンズ1枚)
●焦点距離:60mm(35mm判換算:91mm相当)
●画角:26.6°
●最大口径比(開放絞り):F2.4
●最小絞り:F22
●絞り形式:羽根枚数 9枚(円形絞り)
●最短撮影距離:26.7cm
●最大撮影倍率:0.5倍
●外形寸法:約ø64.1mm×63.6mm
●質量(本体のみ):約215g
●フィルターサイズ:ø39mm
3、感想
使う前でのWEB上の評価を確認したところ、AFの速度ともたつき感があるとの事でしたがファームウェアのアップと使用するボディにて改善されるとありました。
今回はX-PRO2を主に1枚だけX-T1を使用しましたが、X-PRO2では不便を感じませんでした。そもそも「マクロはMFでしょ」という時代を経験しているのでAF後の微調整が出来て助かりました。
ASTIAモードで撮影を行いましたが、自然な描写の中に芯もありクセがないレンズという印象です。ラインアップに1本あって然るべきではないでしょうか。
オススメのレンズです。
以上です。
担当:いりえ