【中古入荷情報】平成最後の年末はこだわりのフィルム一眼「コンタックスAria」で撮ってみませんか？

【　コンタックス　Aria（アリア）　】

みなさまこんにちは。本日はこだわりのフィルム一眼レフ「コンタックスAria（アリア）」が入荷いたしましたのでご案内いたします！

1998年に発売された（発売から20周年！）小型軽量のフィルム一眼レフ。

当時の京セラ・コンタックスブランドはいわゆるミドルクラス以上のボディが多く、結果ちと大きいモデル中心で、軽量級は機械式制御のS2シリーズだけという状況で「何とか新たなユーザー層」も取り込みたいという状況（Gシリーズは別枠で……）。

でも、このS2シリーズはちょっと違う感が……だってMF機と言いながら「中身は高度に電子制御化されたAF機並みの制御機構」が、京セラ・コンタックス機種の特徴なのに「その辺りばっさり切り捨てた全くの別系統モデル」でした。

もちろん、このモデルの存在意義も「機械式制御カメラを求めたユーザーの声を受けて」や「ツアイス時代に出たコンタックスSへのオマージュ」という点では充分あるので決して否定するわけじゃありませんよー。

話戻ってAriaですが、このカメラの登場で軽量なボディを好まれる方にも手軽にご使用いただけるようになり、コンタックスが目的としていた新たなユーザー層の取り込みにも成功した大変人気を博したモデルです。

マウントは従来機同様ヤシカ・コンタックスマウント。

解像力に定評のあるツァイスレンズを存分に使用できるという所で、ピント合わせはさすがにマニュアルフォーカスですが、露出設定はP(プログラム)・S(シャッター優先)・A(絞り優先)・M(マニュアル)とフルモード使用可能（MMレンズ使用時）と上位機並みの操作性の良さを備えています。

従来からのコンタックスユーザーからも「操作性がほぼ同じで使い勝手の良いカメラ」として歓迎され、今でも長く愛用されている方もたくさんおられます。

シャッター速度は最高1/4000秒、測光方式は評価測光と中央重点・スポットの3種が切り替え可能。

ファインダー視野率95％に連続撮影は3コマ/秒とコンタックスでは「エントリーモデル」と位置づけしておりましたが、先ほども言いましたが「上位機級」と呼んでも充分な内容。

上部の操作部は大型ダイヤル採用で露出補正などの操作もラクラクです。

何よりもボディ単体で460グラムと「コンタックスの一眼レフにしては驚きの」軽量化を達成しており、ツァイスファンの方にはぜひ使っていただきたいオススメの１台となっております。

テッサーT*45/2.8機動力バツグンの「スナップシューター」、プラナーT*50/1.4で「王道の高精細」･･･レンズの方が重たくてバランス悪くはなりますがプラナーT*85/1.4で「とろける様なボケ味」も楽しみ放大！（さすがに、460グラムの軽量化を果たすために外装だけでなく、内部の骨組みも樹脂になっておりますので重量級レンズを使用される際にはご注意を･･･。)

この個体にはグリップや背面のラバーに少々白濁やスレ・テカリなどの経年劣化がみられますが、ファインダー表示・フィルム給装など各部の動作は良好となっております。

シンクロキャップやアイカップの欠品もございません。ボディキャップは他社製が付属しております。人気モデルですのでぜひご検討ください！

担当　やませ