登場は2012年6月と「6年前」の「古デジ」の部類に入ってもおかしくない機種ですが「今でも現行機種！！」
今ではRX100IVと6代目（厳密にはVはマイナーチェンジでVAが出ているので、それを別モデルとしたら7代目）のシリーズに進化し続けているのですが、このシリーズ共通して言えるのは「それぞれのモデルで仕様が全然違う！同じなのは１型サイズセンサーというくらい（II以降裏面照射式や積層式など仕様変更はありますが）」。
それもあって「新しいモデルって言うから買い替えたけど、前のモデルの方が良かったー」じゃなくて、「おっ！この機能欲しかったから買い替えよ！」「この機能はいらないから今のままでいいや」とユーザー側の選択肢が増えたのが大きなポイント。
何よりRX100シリーズ全機種現行機という事は「6年前の初代モデルも修理サポート期間内という点」これは、「このモデルが気に入っているから」と長く愛用される方にはありがたいところ。
このRX100、初代とあって後のモデルの様に「内蔵電子ビューファインダー」や「WiFi」「可動式液晶」などは備わっておりませんが、原点たる初代の完成度が高かったこそなせた事のように感じられます。
今ではハイクラスコンパクトデジタル機といえば各社「１型以上サイズのセンサー搭載」がアタリマエになっておりますが、ここまで原点の流れを活かしながら進化し続けているという点では「SONYのカメラ造りに対する本気さ」が感じられます。
お値段は使用感も見られますので、少々お値打ち税込28,800円です。