名古屋の観光スポット「徳川園」に行ってみた

こんにちは、レモン社名古屋栄店の吉永です。

今回は、名古屋の観光スポット「徳川園」に行ってきました。

撮影に使用しましたレンズはコチラ「ソニー FE24-70/2.8 GM」です。

12月の徳川園の魅力を存分にお伝えしていきます。


名古屋城本丸より約3km東にある徳川園は、徳川御三家筆頭である「尾張藩第二代藩主光友」が、元禄8年(1695年)に隠居所として大曽根屋敷を造営したことを起源としています。

昭和6年(1931年)名古屋市は、第十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受けた後、改修工事を行い、昭和7年に「徳川園」といして一般公開しましたが、名古屋城と同じく、第二次世界大戦の大空襲によって、ほとんどの建物が焼失してしまいました。

戦後は、現代的な都市公園として改修し、市民に利用されていましたが、平成13年よりに日本庭園として再整備され、平成16年に開園されました。


さっそくですが徳川園の魅力11選をご紹介していきます。


〇黒門

焦点距離:64mm シャッタースピード:1/500秒 絞り:F2.8 ISO:100

明治33年に完成した尾張徳川家邸宅の遺構(昔の構築物跡)で、昭和20年の大空襲による焼失の被害を免れた数少ない遺産です。


〇龍門の瀧

焦点距離:70mm シャッタースピード:1/320秒 絞り:F2.8 ISO:100

龍門獏ともいわれ、鯉が滝を登りきって竜となったという登竜門伝説に基づく滝の一形式で、尾張家江戸下屋敷跡地にあった滝の石を使用し、徳川園に再現されました。


〇大曽根の瀧

焦点距離:70mm シャッタースピード:1/10秒 絞り:F10 ISO:100

焦点距離:24mm シャッタースピード:0.62秒 絞り:F10 ISO:100

高さ11mの山から流れる落差6mの三段の滝で、上中下段で岩の組み方が異なる為、水しぶきに変化が加わります。

三脚は使用せずの撮影でしたが、スローシャッターでも最近の手振れ補正能力があれば、手持ちでの撮影でも、しっかり持てばブレずに撮影が出来ます。


〇龍仙湖

焦点距離:28mm シャッタースピード:1/1000秒 絞り:F2.8 ISO:100

海に見立てた水面の周りに見どころを配する池泉回遊式庭園の中心的存在で、地下水を水源としている為か、非常に透明度が高く、湖底がはっきりと見えていました。

焦点距離:24mm シャッタースピード:1/80秒 絞り:F6.3 ISO:100

湖の畔には石段があり、水面近くまで降りる事が出来ます。

そこには、餌をくれるのかと立派な鯉がいっぱい近づいてきますが「鯉のエサ(100円)」は春から販売再開ですので、今はあげる事が出来ないので残念です。

その他、湖のほとりには「船小屋」など見どころが多数点在しています。


〇西湖堤

焦点距離:25mm シャッタースピード:1/80秒 絞り:F10 ISO:100

「中国杭州の西湖」を直線的に分ける堤防を縮景したもので、現存する大名庭園にも見られる形式です。


〇瑞龍亭

焦点距離:24mm シャッタースピード:1/320秒 絞り:F2.8 ISO:100

光友の諡號(おくりごう)「瑞龍院」から名付けられた茶室。

焦点距離:70mm シャッタースピード:1/80秒 絞り:F4.5 ISO:100

すぐ横には「鹿威し(ししおどし)」があり「カコン」という風情ある音色を奏でていました。


〇四睡庵

焦点距離:30mm シャッタースピード:1/30秒 絞り:F5.6 ISO:100

梅や桃の木に囲まれた休み処で、隠れ里のような風景の中にポツリと立っています。

少しアンダー目に撮影すれば、より一層雰囲気が良くなると思います。


〇観仙楼

焦点距離:58mm シャッタースピード:1/1000秒 絞り:F2.8 ISO:100

歴史的建造物ではありませんが、龍仙湖に面した建物で、レストラン、ホール、ショップなどがご利用できます。

ボカして背景として撮影すれば、被写体としても重宝されます。


〇虎仙橋(工事中~12月28日まで)

虎の尾に掛かる檜作りの木橋ですが、更新工事中の為、立入禁止でした。

2018年12月28日には工事が完了する予定ですので、間もなく絶景が楽しめる事でしょう。

焦点距離:38mm シャッタースピード:1/160秒 絞り:F4 ISO:100

12月末ですが、虎仙橋の横には、まだまだ紅葉が残っていました。


〇牡丹園(期間限定)

焦点距離:24mm シャッタースピード:1/80秒 絞り:F13 ISO:100

牡丹の開花は、例年4月上旬頃に始まり、4月下旬頃まで楽しめます。

今は開花へ向けての休眠期となり、12月の状況はこんな感じでした。


〇菖蒲田(期間限定)

花菖蒲(はなしょうぶ)は、例年5月下旬頃に始まり、6月中旬頃まで観賞できます。

ピーク時には、1700株の花菖蒲を楽しむ事が出来ますので、春が楽しみです。

12月現在は、開花へ向けての準備中でした。


最後に

いつもと同じように、撮影データが掲載されている画像は、撮影後のトリミングや色補正などは行わず、ブログ用に画像サイズのみ修正しています。

どこの撮影スポットでも言える事ですが、季節によって見え方が大きく変わります。

行くなら牡丹や花菖蒲が咲き始める「春~初夏」にかけてが一番魅力的かと思います。

三脚は、あれば便利ですが、自然の場所ではなく施設内ですので、他のお客様のご迷惑になる場合がありますので、無くても大丈夫かと思います。

各撮影スポットの情報は、入園時に頂けるパンフレットの内容を参考に記載しております。

さらに詳しく知りたい方は、ぜひご来園してパンフレットをゲットして下さい。


入園料

入園料:一般(高校生以上)300円 ※中学生以下(無料)

定期入園券:1,200円(一年間有効)

開園時間:午前9時30分から午後5時30分 (入園は午後5時まで) ※変更の場合あり

休園日:月曜日(祝日の時は、直後の祝日で無い日):12月29日~1月1日

アクセス

バス(市バス・名鉄バス):「徳川園新出来」停下車徒歩3分

地下鉄:東山線「大曽根」駅下車3番出口より徒歩15分

JR:中央本線「大曽根」駅下車南出口より徒歩10分


詳しくは「徳川園HP」をご覧下さい。