こんにちは。 カメラ担当の池田です。
早いもので、今年も残りわずかとなりました。
この季節、クリスマスまでは街はイルミネーションに彩られ、とてもキレイで絶好の被写体です。
しかし、イルミネーションが終わると・・・
被写体の少ない期間に突入です。
でも冬ならではの被写体もあります。そう、雪景色です。
そこで今回は、手軽に雪景色が撮影できるスポット「余呉湖」をご紹介いたします。
何が手軽なのか・・・
それはアクセスがとても楽チンなんです。
大阪、京都からなら新快速(近江塩津行きなど)に乗れば、余呉湖の最寄余呉駅まで連れて行ってくれます。
駅から余呉湖畔までは近く、徒歩で撮影ポイントまで行けます。
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駅のホームから余呉湖が見えます。
車だと、スタッドレスタイヤが必携で、雪や凍結に注意しながら運転いないといけませんが、電車なら雪の日も乗ってしまえば、もう安心です。
ということで、私が今年2018年2月に撮影しました写真を中心にご紹介したいと思います。
作例
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絞り優先オート F8 1/400秒 ISO100 ホワイトバランス:太陽光
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絞り優先オート F11 1/320秒 ISO100 ホワイトバランス:太陽光
降雪の翌日に湖畔の木々を撮影した2枚です。この日は冷え込み厳しく、気温は氷点下5℃くらいだったように記憶しています。木々の枝に積もった雪も凍てついているのか、太陽当ってもなかなか融けませんでした。
枝に積もった雪は、太陽の光が当たると輝き、まるで雪の華のようになります。余呉湖の湖畔の木々は絶好の被写体です。
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絞り優先オート F8 1/500秒 ISO100 ホワイトバランス:太陽光
厳冬期には、湖面の一部が凍ります。その凍った所と凍っていない所の境界で、水鳥たちがゆっくり羽を休めていました。境界のラインのキレイな部分を望遠で切り取って撮影した1枚です。
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絞り優先オート F8 1/125秒 ISO100 ホワイトバランス:太陽光
天気が良くて風のない日は、空や湖のまわりの風景が湖面に映り込み、素晴らしい光景を見せてくれる余呉湖。そんな時は余呉湖全体を撮るのがベストですが、状況によっては上の写真のようにカタチのおもしろい部分を切り取るのも良いでしょう。
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絞り優先オート F8 1/3200秒 ISO400 ホワイトバランス:太陽光
余呉湖近くの畑?田んぼ?で見つけた宝物。新雪の中を歩いた鳥か動物の足跡です。湖以外にも、被写体は色々転がっています。
撮影のポイント
- 露出にはご注意を! 雪などの白い被写体を撮影する場合は、カメラ内蔵の露出計のデータもまま撮影すると露出アンダーになってしまうことがあります。画面構成にもよりますが、基本的にはプラス側に露出補正をする方が良いでしょう。補正量は状況によって変わりますので、撮影後(EVFファインダー付のカメラなら撮影時)に画像を確認してください。
- 雪景色がキレイなのは、雪が降っている時または、雪が降った直後です。木々に雪が着いた状況が最高です。降雪直後でも、太陽が当たり始めると、一気に木々の雪がおちてしまいますので、午前中がオススメです。撮影に行かれる前には、まず天気予報をチェックしてください。
- 防寒対策はしっかりご準備ください。服装はもちろんのこと、足元(靴)の装備も重要です。雪の中を歩くこともありますので、防水性に優れたものが良いでしょう。私は靴に雪が入らないようにスパッツも用意して行きます。
アクセス
電車の場合、北陸本線「余呉駅」下車。湖畔までは徒歩で5分程度。
車の場合は、北陸道「木ノ本インター」より一般道を北へ約10分
※車利用の場合は、スタッドレスタイヤまたは、タイヤチェーンを装備してお出かけください。
おまけ
余呉湖で撮影が終わったら、帰りは黒壁のまち「長浜」を散策するのもオススメです。
雪の長浜のまちも風情があります。
そして、冷えきった身体は温かいものを食べて温もりましょう。
「茂美志や」の「のっぺいうどん」です。
大きな椎茸が入った、あんかけ風のうどんです。絶品です。ぜひご賞味くださいませ。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで