こんにちは、レモン社秋葉原店のもりやです。
今回はMS-OPTICS-R&Dのレンズ「アポリス 135/2.4(Mマウント・Tマウント)」をご紹介します。
前回・前々回の記事でもご紹介したMS-OPTICS-R&Dブランドの望遠レンズで、重さは約360gです。こちらのレンズも製造数が非常に少ないため、お探しの際はレモン社店頭までお問い合わせください。
アポリス 135/2.4の仕様について
本レンズには色収差が少ない蛍石を使用しており、レンズ構成はエルノスター型を採用しています。開放F値は2.4と明るめで、キレイなボケ表現が特色です。
レンズ銅鏡にはヘリコイドの他にコマ収差と中心球面収差を補正できる機構が備わっています。
焦点距離 | 135mm |
明るさ | F2.4 - F16 |
最短撮影距離 | 1.6m |
レンズ型 | エルノスター型 |
大きさ | 117×Φ60mm |
重量 | 360g |
絞り羽根枚数 | 16枚 |
レンズフード | ねじ込み式 |
JANコード |
Mマウント:2999991004266 Tマウント:2999991025339 |
今回はα7IIIでのテスト撮影です。細身のシルエットなので操作性・フィット感とも悪くない組み合わせです。
α7IIIでの作例紹介
ボケは望遠レンズらしい自然な表現です。ちなみに135mmは最近のレンズにはあまりない画角ですが、風景から近接撮影までをこなせて1本でもけっこう楽しめます。
近接撮影距離は1.6メートルで小物撮影なども可能です。
また、開放撮影ではソフトレンズの様なふんわりとした表現もできるので、ポートレート撮影などにも最適な1本です。
F8位まで絞り込むと非常にカッチリとした仕上がりになりました。
というわけで、今回は恋人たちの行き交う東京スカイツリー周辺での撮影でした。
今日はクリスマス?…り、りろんはしってる!
クリスマス・イルミネーションを撮ってみよう!
さて、本レンズは条件が整えば非常に美しい玉ボケを作ることができます。
左上は壁面にピントが合っている状態で、そこからヘリコイドを回してピントを外していくと徐々に玉ボケが大きくなっていきます。
アポリス 135/2.4を使用してみて
今回は昼から夕方にかけての試写でしたが、風景・ポトーレート・夜景など、様々なシーンで使ってみたくなるレンズでした。ミラーレスとも相性のいいレンズですので、背景のボケをコントロールして自分だけの作品を作ってみませんか。
こちらのレンズは少量入荷の商品ですので、在庫状況につきましてはレモン社の各店舗にお問合せ下さい。
それではまた!
担当:もりや