誕生10周年 オリンパス・ペンE-P1 猫撮影レビュー①

新年あけまして おめでとうございます。 

カメラのナニワ 心斎橋本店 猫を膝の上で撫でながら年越し蕎麦を食べたカメラ担当の見崎です。

 

 

平成31年も様々なカメラと交換レンズを用いて、厳選した猫撮影レビューを読者の皆様にお届けします。

 

オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/アリアちゃん・ズマロンくんとオリンパスOM-2

 

まずは、2019年(平成31年)は、オリンパス創業100周年を迎えます。

1919年(大正8年)に高千穂製作所として顕微鏡製作を主体として創業して、1921年(大正10年)に「Olympus」を商標登録。

戦後は、オリンパスクロームシックス・オリンパスペン、オリンパスOM-1など、携帯性だけでなく、描写力にも妥協の無いフィルムカメラを世の中に送り出してきました。

  そして、2009年にオリンパスのミラーレス一眼のファーストモデルとして、「OLYMPUS PEN E-P1」がデビュー。

 すなわち、今年でオリンパスのミラーレス一眼の誕生10周年を迎えることになります。

 今回、一眼レフの牙城を切り開くきっかけとなった銘機

「オリンパス・ペン E-P1」ついて振り返りながら回数を分けて、猫写真でレビューさせていただきます。

 

 

①オリンパス・ペン E-P1の由来

フィルムのオリンパスペンの代名詞 PEN EE-2(昭和43年発売)


フィルムカメラのオリンパス・ペンは、通常のネガ面積の半分にする事で36枚撮りフィルムを72枚撮影可能にできるようにした最初のシステムだったように、今回も独自のフォーマット規格「マイクロフォーサーズシステム」を用いて、カメラをより良い形で小型・独創的な機構、普遍的な魅了あるデザインの採用をして、カメラを所有する喜び、撮影する楽しさを味わって欲しい思いをこめて、「オリンパス・ペン」の名前が再び蘇りました。

 

実は、E-P1の名称にはEシステムのPENの第1号機種という意味があります。

 

オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/もこちゃん・ライちゃん

 

②デザイン

フィルムペンを意匠としたデザインで、上カバー及び下カバーにはアルミニウムを、サイドカバーにはステンレスを用いて、高度なプレス加工技術によって、滑らかな曲線を描いています。


また、一眼レフと異なり、ミラーボックス、クイックリターンミラー、ペンタプリズムを必要としないためデッパリ部分がないので、スマートな仕上がりになっています。

 

オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/アリアちゃん

 

③重さ

ボディの重さはおよそ335グラム。 上カバー・下カバー・前面カバーにプラスチックを使用しているニコンD5600で465グラム キヤノンEOS KISS X9iで532グラムと、現行機種と比較するもおよそ60~70%の重さに抑えられています。 

発売当時、レンズ交換型デジタルカメラとして、世界最軽量をうたっていたのもうなずけますね。

オリンパスE-P1 プログラムモード モデル/アリアちゃん

 

オリンパスE-P1 プログラムモード モデル/ライちゃん リコくん ズマロンくん

 


私、見崎は、オリンパス・ペン E-P1が発売された当時、『フィルムカメラの面影があるレンズ交換型デジタルカメラは現れないかな?』とカメラを所有する喜びに満ちた製品を待ち望みながら、カメラ雑誌を読んでいた記憶があります。

 

E-P1発売してまもなく、夏の賞与でM.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8セットを購入して、猫撮影のメインカメラとしていました。


オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/ライちゃん

オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/アリアちゃん・ズマロンくん

 

今回、ブログを書くに当たって、4カ月ほど前から、E-P1を再び使ってみました。

 

E-M1 MarkⅡやE-M5 MarkⅡと比較すれば、高感度ノイズやオートフォーカスの速さのは明らかに負ける部分はありますが、ミラーレスデジタルカメラというより、「写真機」としての持つ喜びは今でも十分に通用する1台と体感できました。

 

 今回のブログは一旦ここまで

ブログの続きは、2月号にて。

お楽しみにしてくださいね。

オリンパスE-P1 絞り優先 モデル/電気スタンドに照らされるリコくん

 

カメラのナニワ 心斎橋本店では、オリンパス製品の新品商品は勿論、他社製品の新品・中古も数多くお取り扱いしています。

皆様、お誘いあわせの上、ご来店くださいませ。


モデル協力/見崎家の愛猫

アリアちゃん・ズマロンくん・ライちゃん・リコくん・モコちゃん(雄)