遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
レモン社新宿店の88です。
新年一発目の商品レビューは「FUJIFILM GF63mm F2.8 WR」についてお届け致します。
高画質ながら小型なレンズ
43.8×32.9mmフォーマット撮像センサーの高画質に対応したGマウント用標準レンズ(35mm判換算50mm相当)でありながら、405gと軽量で大きいボディに装着しても気軽に持ち歩けます。
EDレンズ*1枚を含む8群10枚のレンズ構成で、中心から周辺まで解像度の高い写真が撮影出来ます。
*通常の光学ガラスと異なる分散を持つガラスで、各種の収差を補正し画像の隅々まで色にじみがなく、シャープでコントラストの高い描写性能を実現。
ここからテスト撮影を掲載いたしますのでご参考ください。
※掲載用に画質を落としております。
※ボディはGFX 50Sを使用しております。
先ずは逆光から
木々の間からの逆光。
厳しい条件ですが盛大に出ておりますね。。。
続いて高解像度感を。
右下方の白波の部分に黒い点があるのが分かりますでしょうか?
その黒い点は新年サーファーなんですが、拡大していくとしっかりと波に乗っている様子が伺えます。白い波飛沫や海面の僅かな波等、細かな部分までしっかりと描写出来ているのが分かります。
カメラの背面液晶で確認しても素晴らしかったですが、パソコンで見ると更に素晴らしく、高解像度感を見せつけられました。
ボケ感
ピント合致部分はシャープネスさがあり、くっきりと描写されております。ピント部分から少しずれると、とても柔らかくボケていきます。
ピント合致部分の描写力はとても高く、舌を巻きます。
カラカラに乾いた流木や波に濡れた岩肌の質感もしっかりと再現できております。
使用感
中判サイズカメラ用のレンズですが、印象より軽く、ストレスなく使用する事が出来ました。
中判サイズという事で、解像度は当然高いんだろう。と頭で思っておりましたが、想像以上に素晴らしく、何となく撮った写真が作品に成るような描写力です。
AFは凄く早いというわけではありませんが、迷う事無くすんなりと使えました。今回は街中での撮影はしておりませんが、ストリートスナップにも使えるくらい気軽に動いてくれます。
主な仕様
レンズ構成 (群-枚)・・・8-10 (EDレンズ1枚)
開放絞り(F値) ・・・2.8
最小絞り(F値)・・・32
絞り羽根・・・9枚
撮影距離 (cm)・・・50cm - ∞
最大撮影倍率・・・0.17倍
外形寸法:最大径x長さmm・・・ø84.0mm x 71.0mm
フィルター径 (mm)・・・ø62
質量 約 (g)・・・405g
担当:88