【撮影地情報】和歌山県湯浅町 古い町並みと夕陽を撮る!

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

さて、今回は撮影地情報としまして、和歌山県湯浅町をご紹介したいと思います。

湯浅と言えば、醤油! 「醤油発祥の地」として知られている町です。

醤油以外にも、金山寺味噌やシロウオ、シラスなども有名で、さらに初冬からは春にかけてはミカンなどの柑橘類も味わえ、グルメで訪れるのも良いところです。

そんな湯浅町には、文部科学省から選定された「重要伝統的建造物群保存地区」の古い町並みや、夕陽の美しい栖原海岸などがあります。

少しですが、湯浅町の撮影スポットをご紹介いたします。


湯浅重要伝統的建造物群保存地区

JR湯浅駅より北西に約15分ほどのところにある古い町並みです。白壁の土蔵、格子戸や虫籠窓など、醤油醸造の伝統を感じることができる家並みが残っています。

町スナップが撮影が苦手な私でも写欲が沸いてくる、そんな場所です。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F6.4 SS1/42秒 ISO160

撮影のメインとなる北町通り。このような古い民家が並びます。ここでは、民家の格子と暖簾のオレンジ色のコントラストに加え、光と影がキレイだったので、そのあたりを意識して撮影した1枚です。

格子の民家も美しいですが、屋根瓦も重厚感があって素敵です。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F7.1 SS1/38秒 ISO400

同じく、北町通りでの1枚。湯浅の人は写真家に優しい。古民家の前に、今は使っていないであろう自転車を置いてくれています。「写真、撮ってください!」って言っているようなものです。

このような演出があちらこちらで見られます。

このシーンだけでなく、湯浅はモノクロ設定で撮影しても良さそうな、雰囲気のある町並みです。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F7.1 SS1/34秒 ISO320

北町通りには昔ながらの郵便ポストもあります。これは、記録程度に撮っただけですが、作品づくりのアクセントとなる被写体だと思います。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F6.4 SS1/27秒 ISO320

格子には色々なものが飾られています。このようなものを探しながら町散策するのも楽しいと思います。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F6.4 SS1/75秒 ISO160

北町通りにある魚屋さんの前には、ハリセンボンの飾りが! 魚屋さんの目印としては最高ですよね。後ろの電柱が少し邪魔ですが、工夫しだいで作品に出来そうです。


フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F6.4 SS1/60秒 ISO500

北町通りから1本南にある通りで見つけた宝物(笑)

軒先にぶら下がった植物?? 何か良くわからなかったけど、おもしろいと思って撮影した1枚です。背景に写っている鉛筆の看板もレトロでいい感じです。

このような宝物が発見できるのも湯浅の魅力ではないでしょうか。


栖原海岸

栖原海岸は「和歌山夕日100選」にも選ばれた場所です。海岸線には磯や砂浜があり、太陽の沈む場所に合わせて、撮影ポイントを選ぶこともできます。

ロケハンもかねて、最低でも日没の30分前までには海岸に着くようにしましょう!

フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F11 SS1/200秒 ISO160

フジX-T3+XF18-135 絞り優先オート F11 SS1/150秒 ISO160

上の2枚は砂浜近くから撮影したものです。栖原海岸は色んなところから夕陽が狙えますので、少なくても日没の30分前には現地についてロケハンすると良いでしょう。


キヤノンEOS7D MarkII+EF24-105/4L 絞り優先オート F11 SS1/160秒 ISO100

この写真は栖原海岸の半島のようになった所から撮影したものです。この場所では、前景に岩場を、そして少し沖には島を入れることができますので、奥行きのある写真が撮れる私お気に入りのスポットです。


以上、湯浅町の魅力を少しは感じていただけましたでしょうか。

町並み撮影からの夕陽撮影、そして美味しいグルメと贅沢な小旅行が楽しめます。湯浅町には温泉もありますので、疲れを癒やしてから帰路につくのも良いでしょう!

ぜひ、湯浅町へ足をお運びください。


湯浅町までのアクセス

お車の場合

阪和自動車道の有田I.Cより国道42号線を利用して約5分。

栖原海岸へ行くには、車が便利です。


電車の場合

JRきのくに線 湯浅駅下車。 新大阪駅より特急くろしお号で約1時間30分。


お問い合わせ先

湯浅町役場産業観光課・・・TEL 0737-63-2525(代)



この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで