今回はパナソニックのマイクロフォーサーズ(以下、M4/3)用の交換レンズ LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014をご紹介致します。
35mm判換算で28mm相当の広角レンズになります。高級コンパクトデジタルカメラにも採用されている焦点距離で、常用レンズにされていらっしゃる方も多いと思います。
本レンズは以前レモン社銀座教会店で商品のレビューが掲載されていますので、作例につきましては、参考になさって下さい。
1、商品情報
・商品コード:2221220124361
・商品名:パナソニック G 14/2.5 ASPH
・付属品:FRキャップ
・状態:外観は目立つ傷はありませんが、やや使用感を感じます。光学系は特に問題ありません。
・ランク:AB
2、商品の仕様
・レンズ構成:5群6枚
・絞り構成:7枚羽根/円形虹彩絞り
・フィルター径:φ46mm
・寸法:φ55.5x20.5mm
・重量:55g
3、試写
レンズが55gと軽量で小型なのでGF7を使用しました。GF7も小型のボディなので、似合っています。
本レンズは発売された当初は性能に疑問がもたれ評価が低かったと記憶しています。原因は色々あったようですが、今は性能を高く評価される方も多く二世代目が発売されています。
よく比較されるのが20/1.7なのですが、35mm判換算でそれぞれ28mmと40mmですから、比較されること自体が無理があるように感じます。
ローアングルで撮影すると空間に歪みを感じますが、広角レンズそのものの描写になります。
既に書き尽くされている通り光源をレンズが捉えると残念な結果になってしまいます。
という事で、光源を入れなければ暗部の表現も特に気になる事はなく、自然な描写を示してくれます。
ちょっとしたお散歩で使うなら個人的にはF2.5が面白く感じます。斜光でもフレアは抑えられないようです。
最後にマクロ撮影を行いました。最短撮影距離が18cmになります。フィルムカメラのMFレンズの場合28mmは最短撮影距離は30cm前後となりますが、18cmまで寄れるのですがなぜかガッカリ感があります。
高級コンパクトデジタルカメラ(35mm判換算で28mm相当のレンズ搭載)の場合、マクロ機能で10cmまで寄れるからです。
デジタルカメラの時代では18cmで寄れないと感じるのはスゴイ事ですね。
4、使用しての感想
軽量小型でボディも小型のものを使用すれば、お散歩レンズとして使用できる、楽しいレンズだと思います。
ちょっとした撮影でも画質を気にされる場合は不向きかと思います。
以上です。
担当:いりえ