さてさて、今回は前回予告しました空港で腰据えて、
Z6の高速で動く被写体の撮影レビュー。
場所は・・・
大阪国際空港、32エンド通称「千里川の土手」。
そこで到着する旅客機でAF精度と追従性を見てみました。
今回比較する為にも条件はAFモードC、シャッター優先1/250
絞り、感度オートで揃えて撮影しております。
見せてもらおうかAF追従秒12コマの実力を!!
まずは32R短い滑走路への到着から
まあ、機体もエンブラエル190と小さくて
(それでもE-jetの中ではオオキイヨ)、32R側は比較的離れているので追うのも楽!!
と言いながら始め2カットはAFロスト。5.7枚目は構図ミス
でもファインダのストレスが殆ど無い「スゴイゼ!Z!!」
正直、一眼レフではミラーのパタパタは有りながらも、
ほぼリアルタイムに被写体が見えるけど、撮影情報は見えないから撮ってみて
「露出あってない・・・orz」という事も
ミラーレスは撮影情報が反映される様設定しておけば
その点は回避出来ると大幅に進化しました。
でも、どうもコマ送りみたいになって
「タイミングずれるやんけ!(# ゚Д゚)」
と使う気が起きなかったのですが、Z6の像表示は殆んどストレスフリー。
ただ、唯一と言っていいほどの弱点もあって・・・。それは
秒12コマだと露出が始めの1枚目に固定されてAFだけ追従という所。
32R進入の様に順光なら何ら気にする事ないどころか
「すごいぜZ!!」
となるのですが、光線条件の変わる所での撮影だと、条件によっては
オーバーやアンダーになってしまうんです。
んじゃあ、AF,AE追従だと何コマかって?・・・
秒5,5コマ・・・
ちと物足りなさを感じる方もおられるかも、でも
「Df使いだったまえだにゃ充分ナンデスケドネ!!」
今度は名物32Lへの着陸を
条件は先ほどと同じAFモードC、シャッター優先1/250
絞り、感度オートで揃えて撮影しております。
ただ一つ変わるのは逆光から順光なのでAE/AF追従秒5.5コマに設定変えた所。
果たして結果は・・・
(始めの方の撮影画像のセンサーゴミ入りはご容赦を、
リサイズ以外撮って出ししたかったもんで)
ど迫力!!
惜しむらくはまえだの腕がなまくらなのと、
24mmでも収まらないというとんでもない近距離の進入。
早く!14-30を!ニコン!!
でも、思います「時には連写をしないほうがイイかも」
えっ、何っ!あれだけ連写、連写って言っておいて!
ってお思いかと思います。でも連写ばっかりだと・・・
「コマとコマの間に一番オイシイ所が入ったらどうするの??」
「追っかけ必死で構図グダグダ」
「当たればラッキー!!」
みたいになってしまいます。
これは、連写で昔から言われる事。
鉄道や野鳥撮る方も「置きピン」って、
「狙った構図であらかじめピント合わせておいて、
お目当てがそこに来たらシャッター切る」
という撮り方がある様に「スナイパー」みたいなスタイルの方が命中率が高い!
ちなみに「まえだスナイパーモード」
(そんなモードは入ってないですが・・・)
で撮影すると・・・
なまくらなまえだの腕でもちょっとはマシになったりします
でも、
「そんな瞬間分からないわ!!」
とか、
「今年で子供の運動会終わりやねん!」
なんて撮り逃がしたくない!という場合は
「マシンガン」みたいに連写でシャッター切って、
その瞬間をつかんでみてもいいかもしれませんね。
双方条件で使い分け出来たら確実に一歩上の写真になりますよ。
今回急ぎ、レビューをあげましたが、まだまだ煮詰めないけません。
これは早々に高画素、高画質をうたうZ7との撮り比べを何とかしないと!!
次回は少し「お遊び」してみたいと思います。
ニコンZ6の商品レビューのシリーズはこちらです。
【買うたった】ニコンZ6レビュー(外観編)
【撮ってみた】ニコンZ6レビュー(高感度・AF編)
【撮ってみた】ニコンZ6レビュー(AF・連写編)
【遊んでみた】ニコンZ6レビュー(MFレンズ編)
【やっと出来た】ニコンZ6レビュー(Z7比較編)