今回の入荷情報はソニーEマウントレンズのゾナーT*E24/1.8ZAです。
いまでもこのレンズは現行品でありますが、発売が2011年と息の長いレンズで、ソニーEマウントでは初のツァイスレンズという事もあり、発売当時はメーカーから供給不足の発表もありました。
こちらの入荷品はレンズフードには擦れとわずかなアタリがありますが、レンズ本体はそれほど使用感がないコンディションですのでフード無しの状態ではABランク相当と思われます。
そして今回は35mm換算すると36mmとなるレンズに対し合わせるボディにはα7RⅡを選びました。ボディはフルサイズですが、レンズがAPS-C対応のレンズですので1.5倍換算となるのです。
【試写】
という事で、上野にあり1997年に営業休止となった幻といわれる京成電鉄の旧博物館動物園駅が21年ぶりに一般公開(2月24日まで)されているとの事で、現地に着くと想定外の行列ができており、出入り口より中に入る為の整理券がゲットできず!
ですが、この旧駅中に入れなくても公開日の金、土、日には外から今回のアートのテーマとなる「アナウサギをおいかけて」のウサギのオブジェが見えるという情報がありましたので、時間をおき戻ることにしました。
そして、1時間半ほど時間つぶしに周辺をうろうろ歩いてみましたが、近代的な風景と昭和の様な風景が混在していました。
個人的にはここ数年、ズームレンズばかり使っている事に今回は気が付きました。
ですので、何故か単焦点レンズ1本での撮影が、とても新鮮に感じました。
この日は絞りを4までとし、それ以上絞りませんでしたが、久しぶり使用した単焦点レンズのレンズの明るさを今一つ活かすことが出来ませんでした。
そして、11時を過ぎ駅の扉が開いて30分…というところで駅に戻ってみると
出口からの撮影で、これ以上は近づけませんでしたが、なかなかの迫力でした。そして、質感も良く再現できていると思います!
入場できなかった人たちが出口に集まり、じっくり撮影ができない状況でした。
【結果】
ここ数年は単焦点レンズが巨大化してきているなか、軽量でコンパクトなレンズでした。
また、今まではツアイスレンズには個人的にあまりご縁がありませんでしたが、とても優秀なレンズでした。ピント、自然で柔らかなボケ具合はもちろん、発色にかけては流石のツアイスと思えるレンズでした。
【仕様、スペックなど】
対応画像サイズ:APS-Cフォーマット(フルサイズ機はクロップ撮影で対応)
35mm換算焦点距離:36mm
レンズ構成:7群8枚
最短撮影距離:0.16m
フィルター径:49mm
外形寸法:最大径63mm/長さ65.5mm
重さ:約225g
中古ランク:B(フードにスリキズ、アタリあり)
付属品:フード、フィルター、キャップ
販売価:58,000-(税込)
PLUコード:2111012179627
こちらの中古レンズの在庫はレモン社銀座店のものです。(2019年1月20日現在)
※また、カメラのナニワ・オンラインショップからもお求めいただけます。