こんにちは!
寒さのピークは過ぎ、少しずつ暖かくなってきました。
春になれば桜の季節。
カメラが活躍する季節がやってきます!
今回のブログは、ミラーレス一眼カメラでオールドレンズを楽しもう!!
と題しまして、前回のブログで取り上げた、ミラーレス一眼カメラでの撮影をより楽しんで頂けるよう、
オールドレンズを使った撮影についてご紹介いたします。
インスタグラムなど、SNSへの写真の投稿が流行する中、
レトロな写真や、味わい深い写真が撮影できると、ミラーレス一眼カメラに
オールドレンズを装着して撮影を楽しむ方が増えています。
オールドレンズとは?
従来は生産終了後かなりの期間を経たレンジファインダー用レンズや、AF化される前のレンズ達を指していた印象ですが、最近はピントや絞りを手動で合わせられるタイプのAFレンズも含めて指す様です。
この辺り結構採りあげられるメディアによっても変わって来ます、はい。
という事で、ほとんどのレンズが新品でもう発売されていないので、中古のレンズとなります。
なので新品のレンズに比べると、お値段が安く、手軽に楽しむ事ができます。
でも、ニコンなどごく一部メーカーでは30年以上新品でも販売されている「現役超ベテラン選手」みたいなレンズもあります。
オールドレンズの特徴
・彩度・コントラストが弱く、柔らかい描写(中にはそうでもない素晴らしいものも)
・フレアやゴーストが出やすい(もちろんケース・バイ・ケースな所も)
※フレアとは、光源に向けて撮影した時に、写真全体が白っぽくなる現象。
※ゴーストとは、レンズ内で反射した光が、像として写真に写る現象。
・AFレンズでもピントを手動で合わせる、マニュアルフォーカスが殆ど
・低価格(中には希少品でとんでもない値段のものも)
オールドレンズを使うには
ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラに比べてフランジバック(レンズの後ろから、センサー面の間隔)が短いため、
マウントアダプターというアクセサリーを使って、何種類ものオールドレンズの
装着が可能となります。
マウントアダプターとは、カメラ本体のマウントとレンズ側のマウントを
変換するアクセサリーです。
レンズマウントの規格によってフランジバックの長さは厳密に決まっています。
ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラに比べフランジバックが短いのが特徴で、
マウントアダプターを使ってのフランジバックの調整が容易となります。
上記の写真のように、レンズとカメラ本体を、マウントアダプターで繋ぎます。
装着は非常に簡単です!!
どんな写真が撮れる?
撮影場所:久屋大通庭園フラリエ
カメラボディ:SONY a7R Ⅱ
マウントアダプター:SONY a Eマウント M42
レンズ:ツアイス Jena T50/2.8
オールドレンズは、ボケ感が非常に出しやすいです。
ボケ感を出してオシャレな写真を撮りたい方には、最適です!
上記の2枚の写真は、順光で撮影を行ったためフレアが出て、
写真全体が白っぽくなっています。
このような現象が起こるのもオールドレンズの特徴です。
オールドレンズでも十分に撮影する事が出来ました。
オールドレンズはマニュアルフォーカスなので、最初はピントを合わせる事に
難しさを感じました。
しかし、撮影しているうちに感覚をつかみ、オールドレンズ初心者の私でも、
簡単に撮影する事が出来ました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、私自身も初めてのオールドレンズを使った撮影でしたが、
現代のレンズとはまた違った楽しさを感じることが出来ました。
オールドレンズは価格も低価格ですし、現代のカメラにもマウントアダプターを使えば
簡単に装着出来るので、とても始めやすいという印象を持ちました。
いろんなレンズを試してみて、自分の求めている写真が撮れるレンズを見つけるのも
楽しみの一つかもしれません。
いつもとは一味違う撮影をお楽しみください!!
レモン社名古屋栄店:永野