【カメラ専門店スタッフコラム】フィルムカメラを始めてみる その4 シャッタ-速度

JR鹿児島本線の列車を撮影(三脚)してみました、シャッタ-速度の変化で列車の写りがどの様になるか試してみました、最初は1/1000秒です 列車はほぼ止まっています、バックの景色も止まっています                    

1/1000秒



1/1000秒より2段遅い1/250秒です わずかに列車に流れがみえます、バックの景色はブレていません

1/250秒で撮影


1/250秒より1段遅い1/125秒です 1/250より列車の流れが目立ちます、バックはブレていません

1/125秒で撮影

 

1/125秒より3段遅い1/15秒です 明らかに列車は流れています、ですがバックはブレていません

1/15秒で撮影



1/15秒より約2段遅い1/4秒です オ~何と言う事でしょう、貨物列車が激しく流れています

1/4で撮影

写したい物(被写体)が動いているとき止めて表現したい時は速いシャッタ-速度で、流れる様に表現したい時は遅いシャッタ-速度で  と言う事になります 今回は三脚に固定して撮影しましたのでバックの風景は止まったままです、あとこれに三脚固定しない時は手振れも考慮しなければ成りません一般にはレンズの1/焦点距離秒、100ミリのレンズは1/125秒以上で撮影、50ミリは1/60秒以上という具合ですフィルムカメラMFで手振れ補正はまだありませんでした、表現のちがいによりこれがベストとはいえません、これがややこしやです, 色々試してご自分の写真表現をみつけてください

タカチホカメラ 西新店