Panasonic LUMIX DMC-GX7のレビュー【外観・機能編】

皆さん、こんにちは。

カメラのナニワ 心斎橋本店、新入社員の喜田(きだ)です。


普段は勤務をおこなう傍、風景写真をメインに作品制作をおこなっております。

前回、1月の十日えびす、宝恵駕行列のブログにて、ちゃっかり登場してました。

まだまだ色々な事を勉強中の身ですが、お気軽にカメラのこと、写真のこと、ちょっとしたこと、何でも良いのでお聞きください。


今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


今回は2013年9月発売のルミックス  DMC-GX7 【旧機種】のレビューをお届けしたいと思います!!

パナソニックのミラーレス一眼カメラの現行機種はフルサイズではなく、マイクロフォーサーズ規格のセンサーサイズを採用してます。

これは2008年にオリンパス・パナソニックが発表したもので、現在までに多数の製品が開発・発売されて来ました。

ライカ、コシナ、タムロン、ケンコー・トキナーなどとアライアンスを組むことで、ボディとレンズのメーカーが異なっても、マウントアダプター無しで互換性を保ちます。


例えば、パナソニックのボディにオリンパスのレンズ、もちろんその逆も可能です!


・基本性能

1,600万画素 Live MOSセンサー  ヴィーナスエンジンを搭載

今は2,000万画素以上が主流となり、一世代前のセンサーと映像チップですが、その分現行モデルでは出ることのない、色味が堪能できます。


高精細 276万ドット相当 チルト可動式LVF&可動式タッチパネルモニターを搭載!

GX7 MarkIIで廃止された可動式LVFですが、最新機種のGX7 MarkIIIでは復活しました。

ボディ内手ブレ補正&1/8000秒シャッター

暗いシーンの撮影時でもボディ内手ぶれ補正は助かりますね。少なくとも、スナップシューター向けのカメラだとすると、「アレブレ表現」もまた、その写真から感じられる楽しみとなるのではないでしょうか。


マグネシウム合金を採用した高い堅牢性を実現

レンズ交換式ミラーレス一眼で可動式LVFを搭載したカメラで、さらにマグネシウム合金採用とは、なんとも頼もしいカメラです。

大きめのグリップもあり、握りやすいです。

ポップアップ式のフラッシュが内蔵されており、路地裏撮影など夜の暗いシーンであっても、フラッシュ撮影が可能となってます。わざわざ、フラッシュを取り出さなければならないことを考えれば、ポップアップ式内蔵フラッシュは応急策として助かりますね。


今どきのカメラでは必須の機能といえば?!

Wi-Fi対応でスマホへの画像転送、またスマホの画面を見ながらのワイヤレスでの遠隔撮影が可能です。スマホからのちょっとした、定点撮影もおこなえます。

また、他社で扱われているようなフィルターを使っての撮影も出来ます。クリエイティブコントロールを使うことで、インスタグラムのような写真が簡単に撮影できます。


ブラックとシルバーの2色を用意(ブラックはGX7 MarkII)

握りやすいグリップや、ダイヤル類を前後に2種類搭載、ボタンの配置もカスタム可能です。

上面の撮影モードを選択するダイヤルにはC1~C3と、カスタム設定が3種類に設定することが出来、例えばC1はモノクロ、C2はカラー、C3はクリエイティブコントロールに設定するなど、割り振りが可能。

これは便利ですねー。 撮影時に細かな操作をすることなく、瞬時にモード切り替えが出来ます!



現行機種 GX7 MarkIIIMarkIIと比較した場合のメリットとデメリット


メリット

グリップが大きいこと。手持ちの際、安定したポジションで撮影が可能。

デザインが他の機種に比べて、メカメカしている点。


MarkIIIには露出補正ダイヤルがモードダイヤルと重なるようにして搭載されています。デザインは格好良いですが、ダイヤルが小さいこと、動かそうとするとモードダイヤルも動いてしまうなど、少し操作しにくく感じる部分もあります。


MarkIIと比べた場合、GX7には可動式ファインダー(チルト式)を搭載。MarkIIでは固定式でチルトしません。

また1/8000秒のシャッタースピードで撮影が可能。(MarkIIのみ1/4000秒まで)


デメリット

(不満でもないが、あったら嬉しい部分)


ボディ内RAW現像

jpeg撮って出し、jpegでしか撮影しない方には関係ないですが、RAWデータでも撮影したい方には、ボディ内現像はあったら嬉しい機能かもしれません。


Dual I.S.】手ブレ補正が非搭載。

ボディ内ブレ補正は搭載してますが、レンズ側のレンズ補正とデュアルに機能させたい方には不向きかも。


GX7 MarkIIIに搭載の【L.モノクローム】が非搭載。現状でも複数のモノクロモード搭載(ダイナミックモノクローム、ラフモノクローム、シルキーモノクローム)で不満はないものの、やはりあったら嬉しいモードですね! モノクロの黒の締まりなど全体的にコントラストを少し高めたものです。


新しいGX7 MarkIIIはよく出来たカメラです。ただ機種を比較していくと機能が増えたり、搭載していた機能がボディのコンパクトさにつれて省かれたりと、若干の変更が見られます。

GX7 MarkIIIは少し金額的に高い、でもGX7シリーズが欲しいという方には、GX7から検討されてみてはいかがでしょうか。

GX7、GX7MarkIIともに比較的入手しやすいモデルです。

ナニワグループオンラインでも検索、ご注文が可能です。


皆様のお越しを心よりお待ちしております!

カメラのナニワ 心斎橋本店 喜田がお届けしました。


追伸

GX7 MarkIIIからボディのロゴ・デザインで、ルミックスの伝統であった『L』マークが外された?!