こんにちは、鹿児島天文館店の吉冨です。
鹿児島県唯一の動物園「鹿児島市平川動物公園」に一眼カメラを持って行ってきましたので、動物園撮影で綺麗に撮れる3つのポイントと共に紹介します!
撮影したカメラは「フジフィルム X-T10」です。
平川動物園は山の高い場所にあるので、きれいに桜島を見ることができます。
桜島が見える雄大な風景をキリンと一緒に写真を撮ることができるのはココだけです。
動物園に入ってすぐの場所には、ダチョウ・キリン・サイが一緒に暮らしている「アフリカの草原ゾーン」この組み合わせの動物たちを同じ柵の中でみることが出来るなんて珍しいですよね。
☆動物園撮影で綺麗に撮れる3つのポイント
撮影ポイント①:網越しで撮影の場合は望遠側+開放で!
動物園の撮影でオススメのレンズは望遠で明るいレンズがベストです。
例えば、70-200mm/F2.8などがおススメなんですが、やはり明るいレンズになるとお値段も高くなりますよね。
まだ、そんなに高価なレンズはちょっと・・・、という方でも比較的安価なキットレンズ(55-250mm/F4-5.6等)でも設定をしっかりしてあげると綺麗に撮影できちゃうんです。
撮影方法は、絞り優先モード(A・Av等メーカーによって異なります)で絞りの数値を一番小さくしてあげるだけ。
あとは、レンズを一番望遠側にして、出来るだけ柵に近づいて撮影します。
柵にピントがあって、動物になかなかピントが合わない場合はAF(オートフォーカス)をOFFにしてMF(マニュアルフォーカス)での撮影がお勧めです。
さらにファインダーではピント合わせがしにくい場合はライブビューで液晶画面に映し拡大表示することで、格段にピントを合わせやすくなります。
広角側で、意識せずに撮るとこんな感じですが・・・
先程のポイントをおさえて撮影すると、柵に邪魔される事無く綺麗に撮ることができます。
撮影ポイント②:ガラス越しはピタッとくっ付けて手で光りを遮る!
普通にガラス越しで撮影するとこんな感じで動物の写真を綺麗に撮るのは難しいですよね。
そういった場合、ガラスにピタッとレンズをくっ付けると綺麗に撮ることができます。
角度によっては光が入ってしまう事があるので、そういった場合は手を使って光を遮ります。
※注意:ガラス、レンズに傷がつかないように慎重に近づけて下さい。
忍者レフ・レンズスカートなどガラス越しの撮影で写り込みを防止する用品も出ていますので、もっと簡単に撮影したい方には、とってもオススメのアイテムです。
撮影ポイント③:パーツを切り取る!
続いては、構図のポイントです。
全体的に撮ると、記録写真としてはいいですが、撮り飽きてしまったりしますよね。
そういった場合は、足や胴体、目や毛並など一部分をピックアップして撮影します。
ぐっと胴体によって撮った写真ですが、全体を写すより作品的になりますよね。
もちろん全体を写してもいいのですが、撮り飽きた場合には、その動物の様々なパーツに焦点を絞って撮影してみると、新しい発見や楽しみを見つけることができるかも知れません。
☆まとめ
- 網・柵の撮影は、望遠側+絞り開放で撮る!
- ガラス越しの撮影では、近づく+手で光を遮る!
- 構図に飽きた場合はパーツを切り取る!
動物園の撮影に行くかたは、この3つのポイントを意識して撮影に挑んでみてはいかがでしょうか。お気に入りの動物をより一層、可愛く綺麗に撮影することができます!
桜の開花情報
平川動物園内には約800本の桜があり、例年3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。
現在(2019年2月20日)で7分咲きでした。
春になり桜が咲くとより一層、平川動物園にいくのが楽しみになりそうです!
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