皆さん、こんにちは。
デジタルカメラ担当の喜田(きだ)です。
今回はCP+スペシャルとしまして、ニコンブースを総力取材してきました。
2017年には100周年を迎えたニコン。
一眼レフ機の総力を挙げて作られたD850が大ヒット。一眼レフ機の力強さを見せつけました。
その後、ミラーレス勢力が勢いを増し、古くから一眼レフ機を作ってきた、ニコンやキヤノンといったメーカーもミラーレス機を本腰で作ることに。
今まで50年超もの歴史を刻んできた、『Fマウント』から、新たに『Zマウント』を登場させました。FマウントからZマウントでフルサイズミラーレスを席巻しようと発表され、発信されたプレス発表会の印象が忘れられません。
昨年おこなわれた、ニコンファンミーティング2018で発表展示された、Z7とZ6ですが、ニコンファン以外の多くの人が集まる発表の場は、今回のCP+2019が初めてではないでしょうか。
そのような中、ニコンブースへとやってきました。
新製品体験の体験コーナーの様子
先行入場のプレスタイムの時間でしたが、多くの人で賑わっていました。
皆さんのお目当は、『 NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct 』のようです!
その前に実用的なレンズからご紹介していきたいと思います!
Nikon Z7 と NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのセットです。
現行レンズキットとしても付属をしているのがF4通しのタイプになるため、F2.8通しはプロのカメラマンが仕事用に、手に入れたいレンズですね。
重さもそれほど、重くはありません。
前から見ても、プロ用レンズとして堂々とした風格があります。
長く使うレンズとして、今から楽しみです!
発売は4月発売予定です。
その次に、開発中の瞳AFをデモ体験。
皆さん、ボケ味を確かめているようでした。 気になるレンズですね〜
ちょっとした遊び心がありました。読書をするモデルさんの後ろにニコン F4が!!
さすがニコン〜
さて先日発表された情報で、とうとう瞳AFがZシリーズでも使えるファームウェアを鋭意開発中とありましたが・・・
な!!何と今回瞳AFファームウエアが搭載されたZのデモ機がニコンブースに展示されています。
しかも・・・おさわりOK!!
実際に手に持って撮影をしてみるとS-AF & C-AFともに使用出来るのですが一度、顔ならびに瞳を捉えたらほぼ離さないです。ただ、見つからない時はちょっと迷う場合がありそうです。この点は開発バージョンなので、ファーム公開までにまだまだ進化して来る事期待です。
ミラーレスということもあり、画面の隅っこからであっても、瞳AFを瞬時に認識してくれます!
一度、捉まえたら逃さないがポイントです。
開発中レンズを体験!!『NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct』
正面、左右からも見てもそうですが、見た目は迫力がありますねー
人間の目で見ている明るさをF値で表すと、F1.0になります。 それよりも明るいレンズ… 想像がつきませんね。 眩しいのかな...?!
あくまで人間の目を指標としている為、眩しさは関係ありませんが、ニコンの光学技術の高さが見てとれます。
50mmを超える58mmでF0.95となるととてつもなく高画質と、繊細で美しいグラデーションのあるボケ感のある写真に仕上がるのではないでしょうか。
もちろん、この開放F値ですから僅かにピント外すだけでボケボケな「強烈なかみそりレンズ」な要素も兼ね備えているでしょう。
ニコンのフルサイズミラーレス一眼と、Zマウントの普及に力を入れた機種の発売も今後期待したいです。
以上、現地 CP+2019 ニコンブースより喜田がお届けしました。