こんにちは!!レモン社新宿店の石井です(≧▽≦)ノシ
【SuperTakumar50/1.4(M42)】と【HELIOS44-2 58/2(M42)】が
入荷致しましたのでご紹介させていただきます!!
なぜ使用カメラがNikonの一眼レフかと言うと、
私がNikonユーザーだからです(ゲンドウポーズ)
NikonはNikonの素晴らしいオールドレンズがあるのとフランジバックの関係で、
他メーカーのオールドレンズ使用例があまり見当たらないんですよね・・・さびしい・・・
そもそも<フランジバック>とは何かと言いますと
レンズ交換式のカメラのレンズマウントのマウント面から、
フィルムもしくは撮像素子までの距離の事を言います。
実はフランジバックの長さはレンズマウントの規格によって厳密に決まっています。
一眼レフカメラでは、レンズとフィルムor撮像素子との間にミラーがありますね!!
あのミラーを稼働させるスペース!!が!!!!必要なんです!!!!!!
めっちゃパタパタ動くやんあのミラー・・・
そんな各社のデジタル一眼レフのフランジバックの長さがこちら☆
Nikon 46.5mm
Canon 44mm
PENTAX 45.46mm
Nikonが圧倒的に長いのがよくわかりますね!!そうですね!!!!
今回のM42マウントのフランジバックは45.46mm(1948年当時は45.7mm)
つまりNikonよりも短いんですよ(@言@;)
このフランジバックの長さの違いがどんな影響を及ぼすかと言うと、
フランジバックが長いマウントのレンズ→短いマウントのボディ=無限遠が出る
(マウント系やマウント面によって不可能な場合もあります)
フランジバックが短いマウントのレンズ→長いマウントのボディ=無限遠が出ない
待って<無限遠>ってなに???
無限遠とは簡単に言うとカメラのレンズになど光学系において
【これ以上ピント合わせる必要が無い距離まで離れている】
状態の事を言います。
レンズに書いてある<∞>のマーク!!あれですあれ!!
分かり易く言うと遠くのピントが∞マークにしても合いません・・・
(端折りすぎて済みません)
接写なら問題ないじゃんと纏めてしまえばそれまでなんです!!が!!!!
なのでフランジバックが他社製品より長いNikonは正直他社のオールドレンズを
使うのに向いてないんですねー知ってたー☆☆あははは…φ(:3」∠)_
オールドレンズで遊びたいなら、
Nikonからもフルサイズミラーレスが出たじゃない!!ってお話なんですが、
せっかくなら今使用しているボディで!!
遊びたいじゃないですか!!!!
ということで、補正レンズ付アダプターを使いまして!!
遊んで来ましたYO!!!!
補正レンズが入ると描写力が~とか色味が~とか焦点距離が伸びる~とか
色々なあれやそれやこれやがささやかれますが、
撮影してみてからじゃないと何とも言えないので!!!!(*´ 艸`)(´艸 `*)Йёё♪
まずはやってみようと思います!!!!
【PENTAX SuperTakumar50/1.4】
オールドレンズの代名詞!!ペンタックスのスーパータクマーです☆
素晴らしく黄変しておりまして・・・見た目からもう黄色いwww
アトムレンズとも言われていますが、この黄変どうやら紫外線に当てると治るらしく・・・
(ジェルネイル用の硬化ライト使えるんじゃ・・・と思いました・・・まる・・・)
そんなスーパータクマーについての詳細は是非こちらの記事で!!ご確認を!!!!
SuperTakumar50/1.4(M42) F1.4 SS1/1000 ISO100
SuperTakumar50/1.4(M42) F1.4 SS1/2000 ISO100
SuperTakumar50/1.4(M42) F2 SS1/1250 ISOLo0.3
SuperTakumar50/1.4(M42) F2 SS1/640 ISO100
Oh~HEN(^O^)
めっちゃ黄色くなってるのが分かりますねー
まるで春の花ふ・・・ゲフン・・・ゲフン・・・
んー補正レンズの影響なのか私の腕の問題なのか、
開放で撮影するとガチピンで撮影しても滲むんですよねー
あーれれー?おーかしいーぞー???
普段使わないLVで拡大してピントを合わせても滲むので、
こんなもんなんだな!!って思いまして!!!!
いさぎよく諦めました。はい。
そんな黄変しているレンズはモノクロで撮影した時にその真価を発揮します!!
グッと絞って撮影してみました。
SuperTakumar50/1.4(M42) F8 SS1/500 ISO100
SuperTakumar50/1.4(M42) F11 SS1/1250 ISO100
SuperTakumar50/1.4(M42) F11 SS1/800 ISO100
SuperTakumar50/1.4(M42) F8 SS1/320 ISO100
黄変によるコントラスト強調で写真がとても締まって見えますね!!!!
諧調も美しく、濃淡の変化が綺麗に出ています。
【HELIOS44-2 58/2(M42)】
みんな大好きロシアのHELIOSレンズ!!
名称であるHELIOSはラテン語で【太陽】を意味しています。
本場の発音は「ゲリオス」らしいです。やだかっこいい。
当時としては明るい開放値F2に相応しい名前ですね。
ロシアレンズについては是非こちらの記事を!!!ご確認下さい!!!!
スーパータクマーと並ぶオールドレンズ入門にピッタリのレンズです。
HELIOS44-2 58/2(M42) F2.8 SS1/1250 ISOLo0.3
HELIOS44-2 58/2(M42) F4 SS1/400 ISO100
HELIOS44-2 58/2(M42) F2 SS1/400 ISO100
HELIOS44-2 58/2(M42) F8 SS1/800 ISO100
HELIOS44-2 58/2(M42) F4 SS1/125 ISO100
HELIOS44-2 58/2(M42) F8 SS1/400 ISO100
HELIOS44-2 58/2(M42) F2 SS1/2500 ISOLo0.3
HELIOS44-2 58/2(M42) F2 SS1/800 ISO100
ボケ感もさることながら色味がいいですよねー
唯一あれなところがあるとすれば・・・
絞りが回転しやすいので無意識に指が触れて数値が変わってしまう所ですかね(遠い目)
ピント山も掴みやすく、とても使い易い印象です!!!!
その他のM42レンズも試してみました(^O^)
今回はボケ比べをしたかったので
ボケボケキラキラ開放スペシャルでお送りします☆
【SOLIGOR 100/2.8(M42)】
このレンズ、調べても調べても詳細が分からないレンズでして(@言@)
シリアルナンバーから製造メーカーがわかるらしいのですが、
詳しい情報がまっっっったく出てこないんですよ・・・つらぽよ・・・
こまけぇこたいいんだよ!!!!俺の写りを見ろ!!!!!
って感じのレンズです。えぇ。
SOLIGOR 100/2.8(M42) F2.8 SS1/200 ISO100
SOLIGOR 100/2.8(M42) F2.8 SS1/400 ISO100
SOLIGOR 100/2.8(M42) F2.8 SS1/320 ISO100
今回の私的ヒットレンズでしたね!!
3枚目のこのボケ感と色味がたまりません(۶•౪•)۶♡٩(•౪•٩)
正体不明ですけどもwww
シリアル的にはサン光機製みたいなんですが、
ラインナップに見当たらないんですよねー
一応、信用信頼の【MAID IN JAPAN】です。
「君の名は・・・」
【Carl Zeiss MC Sonnar 135/3.5(M42)】
ツァイス様はやはり安定のツァイス様でした・・・
ピント山の分かり易さはピカイチです!!流石!!!!
絵画のようなボケ感は何時みても圧巻の一言。
Carl Zeiss MC Sonnar 135/3.5(M42) F3.5 SS1/1000 ISO100
Carl Zeiss MC Sonnar 135/3.5(M42) F3.5 SS1/1000 ISO100
Carl Zeiss MC Sonnar 135/3.5(M42) F3.5 SS1/320 ISO100
この色味!!このコントラスト!!!!この描写力!!!!!!
あぁ、ツァイス様。
【Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42)】
みんな大好きMeyer Optik Görlitz!!
135/2.8があったので使用してみました。
シャープな描写とそのボケ感からボケモンスターと言われています!!
Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42) F2.8 SS120 ISO100
Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42) F2.8 SS100 ISO100
Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42) F2.8 SS140 ISO100
【PENTAKON electric 135/2.8(M42)】
Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42)の後継と言われている、
PENTAKON electric 135/2.8(M42)が!!ありまして!!
これは使ってみるしかないな!!と!!!!
因みに東西分裂の際に東側ではメーカーの統廃合が積極的に行われ、
そういった過程で共産体制のもとMeyer Optik Görlitzも
ペンタコン人民公社に統合されています。
時を同じくZeissも工場が東西に分かれ、さらに統合されたので・・・
あらやだナイスレンズセレクト!!!!
PENTAKON electric 135/2.8(M42) F2.8 SS1/1000 ISO100
PENTAKON electric 135/2.8(M42) F2.8 SS1/1600 ISO100
PENTAKON electric 135/2.8(M42) F2.8 SS1/1250 ISO100
2枚目がとても Orestroっぽいですねー!!!!
さすが後継機(@▽@)
PENTAKON electric 135/2.8(M42)の方がちょっとお手頃価格なので、
中望遠のオールドレンズ初めに良さそうです!!
さてさて、オールドレンズだけではあれだろうという事で、
Nikonの現行レンズも一緒に使用してみました。
【AF-S NIKKOR 50/1.4G】
言わずもがな王道の単焦点レンズです。
私も長年愛用していますが、写りは流石の一言!!
軽くてとても使いやすいレンズですね。
AF-S NIKKOR 50/1.4G F1.4 SS1/640 ISO100
AF-S NIKKOR 50/1.4G F1.4 SS1/2500 ISO100
さてさていかがでしたでしょうか(V)o¥o(V)
入荷案内と併せてオールドレンズと戯れてみましたが、
正直こんなにつらつら長くなるとは思いませんで・・・あははははは・・・
最後までお読みいただきありがとうございます(≧△≦)
※使用カメラ※
NikonD4s
※使用レンズ※
SuperTakumar50/1.4(M42)
HELIOS44-2 58/2(M42)
SOLIGOR 100/2.8(M42)
Carl Zeiss MC Sonnar 135/3.5(M42)
Meyer Optik Görlitz Orestro 135/2.8(M42)
PENTAKON electric 135/2.8(M42)
AF-S NIKKOR 50/1.4G
【各商品情報】
商品名:ペンタックス スーパータクマー50/1.4(M42)
商品コード:2111020196463
販売価格:13,000円(2019/03/24現在)
付属品:Fキャップ
ランク:B
商品名:ロシア製 HELIOS44-2 58/2(M42)
商品コード:2111020196401
販売価格:12,000円(2019/03/24現在)
付属品:F・Rキャップ
ランク:B
商品名: ソノタ SOLIGOR 100/2.8(M42)
商品コード:2111020166046
販売価格:24,000円(2019/03/24現在)
付属品:なし
ランク:AB
商品名:ツァイス MC Sonnar 135/3.5(M42)
商品コード:2111020179640
販売価格:23,000(2019/03/24現在)
付属品:F・Rキャップ
ランク:B
商品名:Meyer-Optik Gorlitz Orestro 135/2.8(M42)
商品コード:2111020180936
販売価格:22,000円(2019/03/24現在)
付属品:Rキャップ
ランク:C
商品名:PENTAKON electric 135/2.8(M42)
商品コード:2111020190898
販売価格:10,000円(2019/03/24現在)
付属品:F・Rキャップ
ランク:B
※中古品は1点モノにつき、品切れの際はご了承下さい。
新宿店 石井