毎年気づいたら、桜の時期が終わってたって事ありませんか?
この時期は卒業、入学、新生活と慌ただしく過ぎていき、あれ?お花見してない。。ってことも多く気づいた時は桜が散ってしまっていることがありますよね。
カメラ好きの方ならきれいな桜を写真に撮りたいと思うのは当然!
しかし、桜の季節は非常に短く天候にもかなり左右されます。
土日しか撮影できない人は1度か2度程のチャンスしかないと思います。今年こそはカメラを片手にお花見に行きましょう!
【桜を撮りに行く前の準備】
まずはカメラ機材の準備は前日にしっかりと。
いざ、撮影をはじめてみたらバッテリー切れなんてショックすぎます。予備バテッリーも持っておくと安心です。
あと、できれば望遠レンズも1本持っていると便利です。
大概、桜の名所は時期も短いので混雑している場所が多いです。
広角レンズや標準レンズだけでは、場所によっては桜に寄るのも大変で、人混みをかき分けるだけで疲れてしまいます。
そんな時に群集の外側から撮影できるように望遠レンズを1本は持っておくと便利です。
他にも手の届かない桜の花びらを大きく写したり、期待したほどの桜が咲いてなくても上手くボリューム感を演出する事もできますからね。
色々な角度からあなた好みのアングルでお花見をしながら撮影も楽しみましょう!
【桜を撮る際のポイント】
青空と桜は間違いない組み合わせです。太陽を背にして順光で撮ることで、青色に淡いピンク色が春らしさをぐっと強調します。
機種にもよりますがピクチャースタイルなどを自分好みに設定してみると楽しいです。
あえて逆光で撮影して桜のシルエットを出して撮るとまた違った桜の写真が撮れると思います。露出補正をマイナスにし大胆に暗くしても面白い写真が撮れます。
桜の撮影で一番失敗が多いのが露出です。
綺麗な桜を撮ったつもりが帰って見ると案外、暗めに撮れています。
桜は白っぽい被写体ですので暗く撮れやすいため露出をプラス側に補正して撮るとよいです。
デジタルカメラは、適正な露出をシャッタースピードと絞り、ISO感度によって決定しますが、白っぽいものを撮る時は光の量が多いと判断し、自動でセンサーに当てる光を減少させています。
逆に黒っぽい被写体の場合は、光の量を多くしているので、目で見た時より明るく写る事が多くなります。
この特徴を知っておけばいろいろな被写体で応用する事ができます。
同じ場所でも横撮りを縦撮りにするだけで迫力、見え方が変わってきます。
桜の撮影期間は非常に短く満開から葉桜になるまで1週間程度の場所もあります。
その間に雨が降ったりすると、、、、しかし自然の被写体を選ぶのですからそこはプラスに考えて、雨の日にしか取れない桜を撮ってみるのもいいですね。
随分と暖かくなってきたのでいろいろな顔をした桜を撮りにおでかけしませんか!
【撮影機材】キヤノン EOS6D EF28-70/2.8L