【カメラ専門店スタッフコラム】フィルムカメラを始めてみる その5 フイルム装填を学ぶ

ここで言うフィルムカメラは、135ミリサイズの一般に販売されているフィルムを使用するカメラとさせて頂きます

ペンタックスSP(1964年発売)はフィルムカメラを知る上で基本満載の名機です、この機種でフイルム装填を進めて行きます。

● フイルム装填

巻戻しノブを引っ張り上げ、フィルムパトロ-ネをセットします、フィルム先端を少し引っ張り出します。

フィルム先端をスプールのタテ溝にしっかり入れます。またパーフォレ-ションがスプロケットに確実に入っていることも確認してください、シャッターを1回切ると写真の様になります

巻戻しノブを下げ、巻戻しクランクを矢印方向に回してフイルムのタルミとアソビを取り、裏蓋をキッチリ閉めます

シャッタ-を切り巻上げレバーをキッチリ止まるまで巻上げます。
これを数回繰り返しフィルムカウンターが1になるまで行います。  
※この時巻戻しクランクを見ておいて下さい、しっかりフィルムが巻き取られていれば、クランクが動くはずです。

フィルムカウンタ-が1になったらフィルム感度ダイアル(ISO感度)を使用するフィルムの感度に合わせます。
SPではASAと書かれていますが、数値はISOと同じ値です。  
これでフィルム装填は終わりです。ガンガン撮影しましょう。   
規定枚数より2~3コマ多く撮影出来ると思います。  

● フィルムの巻戻し方法      右の写真の様に巻戻しレバ-が本来の巻上位置手前で止まったらフイルムが無くなった事ですのでそれ以上は絶対に巻上げないで下さい、
※ 無理に巻上げるとパーフォレーションが破れフイルムが巻戻せなくなります。

ボデイ底の巻戻しボタンを押します。 このボタンを押さない(知らない)方が多くおられます。
その為フィルムを切ったり、裂けたりしてトラブルになります。
必ず押して下さい。

巻戻しクランクを矢印方向に軽くなるまで巻き戻します。

巻戻しノブを引っ張り上げると裏蓋が開き、フィルムを取り出せます。取り出したパトロ-ネを現像に出して下さい、

以上がフィルムカメラの基本フィルム装填・巻戻し方法です

他にも方法や機種により違いがありますのでご自分のカメラを良く確認して下さい

タカチホカメラ西新店


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