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神戸の歴史的建造物「神戸税関」

2019/04/23

港町神戸。　
海の玄関口として発展してきた神戸には神戸税関があり、兵庫県・中国（山口県を除く）4県及び四国4県の計8県を管轄しており、安全・安心な社会の確保、関税等の適正・公平な課税、貿易の円滑化の３つの使命を果たすために輸出入の通関、関税等の徴収、密輸の取り締まりなど、秩序のある貿易の発展に務めています。

　神戸税関の前身は、慶応3年12月7日（1868年1月1日）の兵庫開港に伴い徳川幕府が開設した兵庫運上所です。明治2年11月28日に運上所を税関という呼称に統一することが決定され、翌年の明治６34年１月４日に「神戸税関」と改称されました。
　明治、大正、昭和、平成と神戸港の貿易とともに歩んできた「神戸税関」ですが、現在の庁舎は２代目で、昭和２年に竣工し大部分が現庁舎の一部として残っている歴史的建造物です。

その伝統建築・神戸税関中庭において「TIME TRIP COSMOS WITH PINK FLOYD 時空を超える音芸術と光のスペクタル」と銘打ち音響と照明アートで融合させたイベントがありました。
このイベントは、「０７８」という都市生活の面白み、心地よさを追求する市民・クリエイター・エンジニアが集い、交わることで作り上げる参加型フェスティバルの一環として行われました。
「０７８」に興味のある方はhttps://078kobe.jpをチェックしてみてください。
今年は神戸の各地で、２０１９年４月２７日〜４月２９日に開催されます。
それではご覧ください。

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神戸税関は日本一短い国道174号沿いにあります。
ちなみに日本一短い国道は187.1ｍで約2分強で歩ききることができます。

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関税イメージキャラクターの「カスタム君」
麻薬探知犬をモデルとした関税イメージキャラクターです。
税関の広報活動に貢献しております。

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NHK連続テレビ小説「まんぷく」の一部のロケが、神戸税関のエントランス・ホールで行われました。神戸税関が登場するのは、ヒロインである福子の姉婿だった真一が勤める証券会社の場面です。
福子と萬平が真一の会社を訪ね、ロビーで3人が話す場面が撮影されました。

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時計台の内部ホール

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広報展示室では輸出入禁止で没収品の展示やブランド品のコピー品の見分け方など体験できます。

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このライオンのはく製は平成14年、輸入者が申告にあたり、輸出国発行のCITES許可書を関税に提示することができなかったために国内への引取りを断念し、所有権を放棄したものです。
以後、ワシントン条約に該当する物品の不正輸入を防止するために展示することとなりました。
※CITES　ワシントン条約（Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora（絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約））

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今にも動き出しそう…

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中庭には大阪工業大学空間デザイン学科の学生がピンクフロイドのアルバム『アニマルズ』のジャケットをイメージした2メートルを超えるピンクの豚を3体作成し設置されていました。これが曲に合わせて動くそうですが私はそれを見る前に寒さに耐えかねて退散してしまいました。

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私は、ピンクフロイドをあまり聴き込んでいなかったことと、当日は非常に寒かったので１時間ほどで退散しました。（頑張った方だと思います。イベントは１８：００〜２０：００まで２時間ありました。）
このイベントに参加された人々を見渡すとなぜかおしゃれな人が多かったように思います。
商業音楽と対極にあるプログレを聞く人がそうなのか、神戸という土地柄なのかはわかりませんが、ファッション的にも個性のある方々がたくさんおられました。

最後に当日のセットリストを記しておきます。

M01. Astronomy Domine（夜明けの口笛吹き　１９６７年）
M02. Shine On You Crazy Diamond（Parts1-7）（炎〜あなたがここにいてほしい　１９７５年）
M03. Time （狂気　１９７３年）
M04. The Fletcher Memorial Home（ファイナル・カット　１９８３年）
M05. Comfortably Numb（ザ・ウオール　１９７９年）
M06. One Of These Days（おせっかい　１９７１年）
M07. Us And Them（狂気　１９７３年）
M08. The Happiest Days Of Our Lives（ザ・ウオール　１９７９年）
M09. Another Brick In The Wall（Part 2）（ザ・ウオール　１９７９年）
M10. Echoes（おせっかい　１９７１年）
M11. Hey You（ザ・ウオール　１９７９年）
M12. The Great Gig In The Sky（狂気　１９７３年）
M13. Set The Controls For The Heart Of The Sun（神秘　１９６８年）
M14. Money（狂気　１９７３年）
M15. Sheep（アニマルズ　１９７７年）
M16. Learning To Fly（鬱うつ　１９８７年）
M17. Wish You Were Here（炎〜あなたがここにいてほしい　１９７５年）
M18. Talkin’ Hawkin’（永遠TOWA ２０１４年）
M19. Louder Then Words（永遠TOWA ２０１４年）