【カメラ専門店スタッフコラム】フィルムカメラを始めてみる その7 フイルム装填変りダネ国産偏

DIL(ドロップ イン ロ-ディング)タイプ

ベーシックなペンタSPと違い巻上げ・巻戻しを電動で行います。またレンズ交換が出来ない、コンパクトカメラが多いです。    フジカルディア系に多く採用されています、裏蓋を開けるとアームで裏蓋が半開きします、

パトロ-ネを写真の様に半分位入れます



フイルム先端をボディのフイルム先端位置まで引き出し、パトロ-ネを奥まで入れて裏蓋を閉めます、この時順算式と逆算式があり、順算式はフイルムの1枚目でカウンタ-1に成ります。逆算式はいったんフイルムを巻取り、写した分だけパトロ-ネに戻していきます。カウンタ-は写せる枚数が表示されます、利点は誤って裏蓋を開けても写したコマは助かるという利点があります。順算式・逆算式ともにカウンタ-数字が1または写せる枚数が表示されているか確認してください(機種によってはシャッタ-を1回押さないと表示しないタイプも有りますので事前に確認してください)お作法どうりに行っても0又はEが点灯・点滅している場合は入れ方のミスが考えられるので再度裏蓋を開けやり直してください



DILタイプは、ほとんどが、自動巻戻しですが、途中でフイルムを巻戻したい時は赤マ-ク内(電動で動かすタイプはこのマ-クが有ります)の黒ボタンを押します。ジ-と音をたてて止まり、0又はEを表示します、裏蓋を開けフイルムを現像に出して下さい



DIL以外の電動で巻上げ・巻戻しタイプは裏蓋が全部開きます、違いはそれだけでフイルム先端を合わせる事や、順算式・逆算式・フイルム巻戻しマ-クなど同じです、一眼レフ・コンパクトでDIL以外の電動タイプは、ほとんどがこの形式です。


次回は外国製をご紹介したいと思います

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