キヤノン EOS Kiss X5《京都の猫 撮影レビュー》

皆さま こんにちは。

カメラのナニワ心斎橋本店 日向ぼっこしている猫を眺めるのがやすらぎになっているカメラ担当の見崎です。

2019年(平成31年)4月に、キヤノンの最新一眼レフカメラ EOS Kiss X10が発売されました。

1993年(平成5年)にフィルム一眼EOS Kissが、2003年(平成15年)にデジタル一眼EOS Kiss DIGITALが、さらに2018年(平成30年)にはミラーレスカメラEOS Kiss Mが登場しています。

かつては、初心者向け・ファミリー向けの一眼レフと言われていましたが、ここ数年のEOS Kissは、中級機種に負けず劣らずの性能になってきています。

さて今回のレビューは、EOS Kissシリーズとしては、後期モデルのEOS Kiss X6よりも発売期間が長かった【EOS Kiss X5】のスペックについてです。

前回に続き休日を利用して撮影した京都の猫たちにモデルになってもらい振り返りましょう。


①発売は、2011年(平成23年)



同時期に発売されていた他メーカーのカメラと言えば、

ニコン  D5100・D7000など、ペンタックス K-r・K-5など、オリンパスペン E-PM1・E-P3など、ソニー α55・α77・NEX-5Nなどがありました。

EOS KissX5の発売当時の価格は、ボデイ単体で税込みで89.800円でした。


②有効画素数は、およそ1800万画素


EOS Kiss X5の前モデルX4から有効画素数がおよそ1800万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)と高性能映像エンジンDIGIC 4に向上。

常用設定できるISO感度が100~6400まで拡大しました。


③バリアングル・クリアビュー液晶モニターの搭載



現行の一眼レフカメラ・ミラーレスカメラでは当たり前になっているバリアングル・クリアビュー液晶モニターがEOS Kissシリーズとしては初搭載となっています。

これがあれば、路地で寝転がっている猫を安定した姿勢のままで撮影ができます。


④重さはおよそ515グラム(電池無し・本体のみ)

バリアングル・クリアビュー液晶モニター搭載により、EOS Kiss X5で500グラム台に戻ってしまいましたが、グリップの形状の改良により使いやすさは向上しています。

尚、キヤノン最新の一眼レフカメラのEOS Kiss X10では本体のみで402グラム。

フルサイズミラーレスカメラのEOS RPでは本体のみでなんと! 440グラム!!を実現しています。


⑤画面比率を変えれる「マルチアスペクト機能」の搭載

通常の「3:2」 オリンパス ミラーレスで使われている「4:3」 インスタグラムや二眼レフカメラの比率と同じになる「1:1」 ハイビジョン画面と同じ比率の「16:9」の4種類から選択できます。

簡単に振り返りましたが、基本性能はしっかりとしていますので、コンパクトカメラからのステップアップやスマートフォンより高画質な作品を残したい方にはオススメできる1台ですね。


カメラのナニワ 心斎橋本店では、キヤノン EOS Kissシリーズは勿論のこと、各種メーカーの一眼レフ・ミラーレスカメラ・カメラ用品をお取扱いしています。

ご来店の際は皆さまお誘い合わせの上、お越しくださいませ。


■撮影場所 京都市右京区

■共通撮影データ キヤノン EF35-105mm f3.5-4.5 プログラムモード