お作法をキッチリとライカ(レンジファインダ-タイプ)
●バルナック型
1925年から1960年までライカから生産された写真の様なカメラをバルナック型と云います,このタイプは特にフイルムセットのお作法がややこしやで、シャッタ-を傷めやすく修理代が何万もかかります。ただ基本通りすればなんて事有りませんシッカリ守りましょう。
その① フイルムをパトロ-ネから約10CM出し右写真の様に上部をカットして巻き取る側のスプ-ルにセットします
その② 本体底を上側にしてゆっくりセットします。パトロ-ネ・フイルム・スプ-ルとも奥まで入ればKOです、時々セット中にシャッタ-に引っかかりフイルムがうまく奥までいかない時があります、その時は無理にいれずに最初からやり直して下さい。少々慣れが要りますのでテストフイルムを用意して練習して下さい。裏蓋をシッカリ締め、シャッタ-を押して巻上げレバ-を回してカウント1にして撮影します。
その③ 撮影が終わったらシャッタ-ボタン横のRレバ-を動かし、巻取りノブを上げ時計回りに巻きます、始めはフイルムの抵抗で重いですが完全に巻き取られると軽く感じます。、裏蓋を外しフイルムを取り出して現像に出して下さい、いかがですか?このフイルム装填の面倒さがバルナック使いの萌えです。
●M型
おなじライカでもこちらはM型です、バルナック型よりはるかに進化していますが、ほんのチョットややこしやです、
その① フイルムを切ったりする事は有りません、左写真のようにセットします、フイルム先端を3つの爪の間に入れます、右写真の様にパ-フォレ-ションをギアにかませて下さい、あとはフイルムのアソビを取りカウント1にして撮影です、
M型でのややこしやはRレバ-がどこなのか知らない方がけっこう来店されます、正面の左ライカ文字の下です、このレバ-を倒してボデイ右の巻戻しクランクで巻取ります。
※年代・バ-ジョンによりバルナック型、M型は形状や操作が違う場合があります。予めご了承ください
国産カメラと海外カメラの変りダネフイルム装填を紹介しましたが、まだまだ有ります。カメラ持参の上ご来店して頂ければ分かり易くご説明させていただきます。フイルムカメラやクラシックカメラなど多数展示しております。ぜひご来店下さい。
▼バルナックライカのフィルム装填方法