撮影地情報 カメラのナニワ 心斎橋本店

【撮影地情報】癒やしを求めて!長野県蓼科大滝

こんにちは。カメラ担当の池田です。

さて、今回は久しぶりに撮影地情報です。

いつも撮影に行く場所が同じで、もうご紹介できる撮影地がなかったのですが、先日とても素晴らしい撮影地に行ってきましたので、その場所をご紹介したいと思います。

その場所は・・・長野県茅野市にあります「蓼科大滝」です。

ここは滝そのものも美しいのですが、その滝へ至る遊歩道が苔の森の中にあり、その苔の森が美しく撮影しながらだと、なかなか滝へ辿り着けません(笑)

それくらい美しい苔の森なのです。

ちなみに駐車場から、滝までは徒歩10~15分程度。

遊歩道は整備されており、歩きやすく家族でも楽しめると思います。

 

それでは、先日撮影してきました「蓼科大滝」とその途中にある「苔の森」の写真をご覧ください。

 

蓼科大滝

落差はそれほどありませんが、横幅のある滝姿は見応えありです。

周囲の緑との調和も素晴らしく、水量のあると迫力が増します。

水量のある滝は、高速シャッターで撮影するのも良いのですが、この滝はスローシャッターがお似合いと思い、NDフィルターを装着して撮影しています。

 

絞り優先オート F16 3.7秒 ISO160 31mm

まずは定番の位置からの1枚。滝をメインに撮影しています。

さすが信州。水もキレイで、曇りの日でも滝壺は青く見えます。

 

絞り優先オート F16 3.2秒 ISO160 34mm

蓼科大滝は滝だけでなく、その周囲の岩などもキレイですので、滝をメインの被写体にしながらも、周囲を多く入れたカットです。

 

絞り優先オート F16 3.7秒 ISO160 24mm

さらに、滝の下流へ。ここから見る蓼科大滝が一番の好みでした。

手前の岩と水の流れがとても印象的で、ここで多くの時間を費やしました。ここで紹介している写真は横位置ですが、縦位置で撮ったり、もう少し広角で撮ったりとバリエーション豊かな写真が撮れました。

ここでは、長靴で川の中に入って撮影しています。

 

絞り優先オート F22 2.1秒 ISO80 47mm

さらに下流。滝以外にも被写体がたくさんあります。岩に生えた美しい緑色の草と水の流れには写欲が沸きます。

 

苔の森

滝までの遊歩道がこれほど美しいとは思いませんでした。

駐車場から滝までのアプローチは、足場の良い遊歩道を歩くことになりますが、途中から景色が一変し、苔むした森、まさに原生林が目に飛び込んできます。

普通に歩けば、滝まで15分かからないのですが、数歩進んでは撮影、数歩進んでは撮影の繰り返しで、なかなか滝へは辿りつけませんでした。

それくらいカメラマンを魅了する苔の森・原生林なのです。

 

絞り優先オート F6.4 1/200秒 ISO800 8mm

苔の森の入り口では大きな杉?がお出迎え。この写真を良く見て下さい。何と岩を覆うように木が生えています。自然の力は凄いと改めて実感しました。

 

絞り優先オート F16 1.4秒 ISO160 28mm

絞り優先オート F16 1/2秒 ISO400 49mm

絞り優先オート F16 0.7秒 ISO160 20mm

少し進むと、これぞ原生林!と言わんばかりの素晴らしい緑の世界に入っていきます。どこをどう撮っていいのか、かなり悩みますが、印象的な木や岩などをポイントにしてフレーミングすると良いでしょう。

 

絞り優先オート F16 1.3秒 ISO160 21mm

苔もキレイですが、おもしろいカタチをした木がたくさんありますので、苔と絡めて撮影するのもオススメです。

 

絞り優先オート F8 1/80秒 ISO400 8mm

シダもたくさんありました。上の写真は超広角レンズで、ローアングルで下から見上げて撮影したものです。シダも良い被写体となります。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

少しは蓼科大滝と苔の森の魅力が伝わりましたでしょうか?

伝わってないとしたら、私の写真の腕が悪いということです(笑)

それくらい蓼科大滝周辺は素晴らしく、またすぐにでも行きたいと思う場所です。

ここでご紹介した写真はすべて、2019年5月29日に撮影したものです。新緑はキレイだったものの、これからは苔やシダ類は緑が濃くなり、さらに美しい森になるのではないかと思います。

そして大切なのが天候です。やはり滝や渓流、苔の森を撮影するなら曇りや雨の日が最適です。雨が降る中での撮影は大変ですが、雨で潤った苔の森は最高だと思います。

私が撮影した日は、雨の降った翌日。でも時間がお昼頃だったため、潤いが少しなくなっていました。

雨が似合う場所ですので、この梅雨時期に撮影に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

アクセス

中央道諏訪インターよりビーナスラインを経由して蓼科高原へ。

プール平というところに駐車場があり、そこから徒歩10分~15分。

駐車場にはキレイなトイレもあります。

駐車場から滝までは、看板があり迷うことはないでしょう。多少のアップダウンはありますが、遊歩道は歩きやすく家族連れでも楽しめると思います。

大阪からだと片道約5~6時間。夜中に出発すれば日帰りも可能です(笑)

 

今回の使用機材

カメラ:フジフイルム X-T3

レンズ:XF18-135/3.5-5.6   XF8-16/2.8

三脚:ジッツオ2型3段

フィルター:マルミC-PL(円偏光)フィルター、マルミND16フィルター

 

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

 

関連の記事

撮影地情報
2024/10/04

さよならSL人吉58654号機 最後の鹿児島本線走行

  • #ソニー
  • #鉄道写真
  • #Eマウント
撮影地情報
2024/08/15

【ベトナム旅行記】2024年にFUJIFILM X-S10は現役で使えるのか!?【後編】

  • #FUJIFILM
撮影地情報
2024/08/14

【ベトナム旅行記】2024年にFUJIFILM X-S10は現役で使えるのか!?【前編】

  • #FUJIFILM
もっと見る