こんにちは、鹿児島天文館店の吉冨です。
今回は、富士フィルムのXシリーズを購入したけど・・・
「次にどのレンズを買ったらいいのか、わからない!」
という方に、オススメレンズを5本、紹介します。
オススメ① 標準ズームレンズ「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」
スペック紹介
- 画角:27-84mm相当(35mm判換算)
- 質量:310g
- フィルター径:58mm
- 最大撮影倍率:0.15倍
☆オススメ理由
- 風景やポートレート、スナップなど様々なシーンをこれ一本である程度撮影ができる
- 標準ズームレンズにも関わらず、開放F値がF2.8(広角側)で撮影できる
- とりあえず付けておくのに、ちょうど良い大きさ重さで、どのカメラともマッチする
「高い描写力に加え携帯性も優れた万能レンズ!」
富士フィルムのキットレンズにあたる当レンズですが、他メーカーのキットレンズと比べると1ランク上のつくりになっています。
そのため、ハイアマチュアやプロの方でも満足いく写りをしてくれます。
同社からは、標準ズームのXFレンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR」がラインアップされています。
同じ標準ズームレンズとして、どちらがいいか迷う方も多いと思いますので「XF16-55mmF2.8」のオススメポイントもご紹介しますと……
- ズーム全域でF2.8固定なので露出決定が楽におこなえる
- 防塵・防滴・耐低温設計で過酷な環境下でも使用できる
しかし、XF18-55mmと比べると重さが倍ほどになる(XF16-55:655g・XF18-55:310g)のと、価格帯が倍近く高くなってしまうので、最初の1本で便利なズームレンズをお探しの方にはXF18-55がオススメです!
オススメ② 単焦点レンズ「XF35mmF1.4R」
スペック紹介
- 画角53mm相当(35mm判換算)
- 質量:187g
- フィルター径:52mm
- 最大撮影倍率:0.17倍
☆オススメ理由
- 優しいボケ味でふんわり撮れる+ピント面はシャープに表現してくれる
- 「全群繰り出し」方式で近距離から無限遠まで高い描写性能を誇る
- 焦点距離50mm相当と日常撮影で使いやすい画角で被写体を選ばず撮影ができる
「やさしいボケ味でどんな瞬間もドラマチックに写し撮れる!」
発売は2012年と7年も前のレンズになるのですが、今でも人気の衰えないベストセラーレンズです。
同社からは同じ焦点距離の「XF35mmF2 R WR」もラインアップされています。
同じ35mm単焦点レンズとして、どちらがいいか迷う方も多いと思いますので「XF35mmF2 R WR」のオススメポイントもご紹介しますと……
- サイズも小さく軽い
- シャープでキレのいい描写性能
- 防塵・防滴・耐低温でアクティブなシーンでも使える
後発でレンズ設計も新しくオススメのレンズなのですが、「XF35mmF1.4R」には繊細で柔らかい、独特の雰囲気を感じる写真が撮れます。
このレンズしか出せない個性を感じたい方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
オススメ③ マクロレンズ「XF60mmF2.4 R Macro」
スペック紹介
- 画角:91mm相当(35mm判換算)
- 質量:215g
- フィルター径:39mm
- 最大撮影倍率:0.5倍
☆オススメ理由
- マクロ撮影だけでなく中望遠レンズとしてスナップやポートレートでも活躍する
- 小型軽量で持ち運びしやすい
- 贅沢なレンズを使って設計されており描写力に定評がある
「マクロだけでなくスナップ・ポートレートなんでもこなす万能レンズ!」
「非球面レンズ」と「異常分散レンズ」を採用しており描写性能は一級品です。
最大撮影倍率0.5倍と等倍撮影は出来ませんが、その分小型軽量で携帯性に優れています。
同社からは、マクロレンズとして「XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」がラインアップされています。
同じマクロレンズとして、どちらがいいか迷う方も多いと思いますので「XF80mmマクロ」のオススメポイントもご紹介しますと……
- 最大撮影倍率が「XF60mmは0.5倍」「XF80mmは1.0倍」と被写体を大きく写し撮ることができるので、本格的にマクロ撮影をする場合は「XF80mm」がオススメです。
- 「XF60mmは手振れ補正なし」に対し「XF80mmは約5段分」の強力な手振れ補正がついているのでブレの少ない撮影ができます。
60mmマクロ・80mmマクロともに良い点がありますが、小型軽量で持ち運びしやすく価格帯も半分ほど、ですのでマクロ撮影の入門レンズとしてオススメの一本です。
オススメ④ 望遠レンズ「XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR」
スペック紹介
- 画角:152-609mm相当(35mm判換算)
- 質量:1,375g
- フィルター径:77mm
- 最大撮影倍率:0.19倍
☆オススメ理由
- Xマウントで超望遠域のズームレンズはコレ一択!飛行機・野鳥などの撮影には欠かせないレンズ
- 5段分の強力手振れ補正搭載で手持ちでの超望遠域の撮影が可能
- 防塵・防滴・耐低温設計と丈夫な造りで過酷な環境下でも使用することができる
「小型軽量・高画質、唯一無二の超望遠レンズ!」
150~600mm相当をカバーするレンズでありながら1.4kgを切る小型軽量設計で超望遠域の撮影をサポートしてくれます。
ボディと合わせても2kg以下で抑えられるので一日持ち歩ける重量感ではないでしょうか。
また、画質もクラス最高レベルで、EDレンズ5枚・スーパーEDレンズ1枚と収差を低減してくれるガラスを贅沢に使っているので、富士フィルムらしい美しい写りをしてくれます。
オートフォーカスはリニアモーターによる駆動なので、静音性にも優れており演奏会や舞台などモーター音が気になる撮影場所でも気兼ねなく使用できます。
野鳥や鉄道など、600mm相当の超望遠域での撮影を考えている方にオススメのレンズです。
オススメ⑤ 広角レンズ「XF10-24mmF4 R OIS」
スペック紹介
- 画角:15-36mm相当(35mm判換算)
- 質量:410g
- フィルター径:72mm
- 最大撮影倍率:0.16倍
☆オススメ理由
- 15~36mm相当と広角~標準域の使いがっての良い焦点距離で広角の風景だけでなく、標準域でスナップ撮影など様々なシーンで活躍する
- 最短撮影距離が24cmと、わりと寄れるのでパースを活かした迫力ある撮影ができる
- OIS(手ブレ補正)搭載で暗所でも安心して撮影ができる
「広大な景色を写し撮るなら、このレンズ!」
広大な自然風景をダイナミックに切りとったり、大きな建築物を一枚にフレーミングしたりと広角レンズにしかできない表現はたくさんあります。
同社からは同じ広角域のズームレンズ「XF8-16mmF2.8 R LM WR」がラインアップされています。
同じ広角ズームレンズとして、どちらがいいか迷う方も多いと思いますので「XF8-16mmF2.8 R LM WR」のオススメポイントもご紹介しますと……
- 35mm判換算で12-24mm相当で、さらに広く写すことができる
- ズーム全域でF2.8の明るさで、星景・夜景写真などの暗い場所の撮影で使いやすい
- 防塵・防滴・耐低温設計で天候を気にすることなく風景撮影ができる
このようにXF8-16mmも優れたレンズではありますが、XF10-24mmの方が重さも半分程(XF8-16mm:805g・XF10-24mm:410g)で価格帯も大きく違うため、広角の入門レンズとしてオススメです。
まとめ
今回オススメしたレンズは、X入門レンズとして手に入れやすい価格帯で、小型軽量で持ち運びしやすいレンズといったポイントを選考基準で選びました。
富士フィルムのレンズって先鋭揃いで、どれを選んでも良いレンズばかりなので、特にレンズ選びが難しいメーカーです。
まだ「どんな被写体が撮りたいのかわからない」という方や「こんな被写体撮りたいけどレンズはどれがいいのか、わからない」という方は、ぜひカメラのナニワ鹿児島天文館にご来店ください。
私だけでなく、普段から撮影、カメラに親しんでいるスタッフがご相談に乗ります。もちろんですが……
ご相談だけのご来店大歓迎です!!
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 吉冨まで
※2019年7月公開の記事に最新情報を追記しました。