こんにちは。
〈世界中の誰よりきっと〉 っていう歌がありますよね、
その歌詞のサビ「世界中の誰よりきっと 熱い夢見てたから」 ってあります。
あたしは今までそんなことなかったな~と、、、
夢見ても世界規模で熱い夢見たっていう自信が湧くってよっぽどすごい夢見はったんかな~?ふとそう思いました。
すっごいどうでもいいですね、はい。
ということで、
今回はあたしの大好きなフィルムCinestill 800Tのレビューです。
【そもそもこのフィルムはどんなんなん?】
結論として、青っぽい発色になるフィルム。
↓こんな感じ
上でご覧いただいた通り、Cinestill800Tは通常のカラーネガフィルムとは発色が異なります。
通常のカラーネガフィルムはデーライトフィルムと呼ばれ、【太陽光】を基準とし色再現します。
Cinestill800Tはタングステンフィルムと呼ばれ、白熱電球(街灯など)を基準とし色再現します。
デジタルカメラに置き換えて説明すると、ホワイトバランスの設定を【太陽光】にするか【電球】にするかの違いです。
なので元々青っぽく発色するように作られているフィルムと認識してください。
【ほかのフィルムとどうちゃうん?】
じゃあ比べてみませう。
値段があまり変わらないデーライトフィルムのPORTRA800を使ってみました。
まったく同じ環境、同じレンズを使ったわけではないですが、こう比べてみると違いが歴然ですね。
1枚目、手前の人たちの色がオレンジっぽいのがデーライトフィルムのPORTRA800。
2枚目、タングステンフィルムのCinestill800Tは手前の人たちが青っぽいですね。
この色再現性をどうとらえるかは人それぞれです。
好みのフィルムを使ってもらえればそれでいいと思います。
【日中に使うとどうなるん?】
その疑問出てきますよね。
過去実際に使った画像です。
↓
さすがに晴れた日には使ったことがないですが、やはり、写真全体が少し青っぽくなります。
ハイライト部分はCinestill800T特有の赤もしくはオレンジっぽくなります。
4枚目の写真右上の建物の淵が赤くなっています。
4枚の写真をすべてでシャドウ部分が青くなっています。
このように全体に少し青みがかり、ハイライト部分の光が赤くなり、特にシャドウ部分が青くなります。
使えないわけではないですが、やはり夜に使うほうがいい気がします。
【作例】
今まで色々なカメラやレンズを使用し、ブログを書いてきました。
その時に使用した作例も載せていきます。
※35mm判は店舗にてデータ化しました。
※120mm判はGT-X830でデータ化しました。
【AI NIKKOR 50mm F1.2S】
【H.Zuiko Auto-S 42mmf1.2】
【OM-SYSTEM G.Zuiko Auto-S 55mm F1.2】
【MAMIYA 645 AF 80mm F2.8】
【PENTAX 67 75mm F2.8 AL】
【夜に使用して大事だと思ったこと】
- 「露出をオーバー目に撮る」
白飛びさせるつもりで撮るぐらいがちょうどいいと思います。
手ブレが起こってしまうと本末転倒なので、
ブレないシャッタースピードで撮影してください。 - 「使用するレンズは開放F値1.4以上のレンズを推奨」
今回作例に使用したレンズは開放F値F1.2以上のレンズでしたが、
全てのカットを絞り開放で撮影していても、まだ暗いと感じたので、
大口径レンズの絞り開放で撮影することをおすすめします。 - 「MF(マニュアルフォーカス)できるレンズを推奨」
夜に撮影する場合、AF(オートフォーカス)はピントの位置に迷う可能性があります。
ストレスなくテンポよく撮影するためにも、MFレンズをおすすめします。 - 「使用するボディは電子式の新しいボディが好ましい」
正直これはそこまで重要ではないですが、
F6やEOS-1Vのようなフィルムカメラにしては新しく、握りやすい、
信頼のあるボディのほうがいいと思います。
新しいボディのほうがシャッタースピードも信頼をおけると思いますし、
細かい露出補正をすることができるからです。
以上4点意識するだけでも写真の出来が変わってくると思います。
1本あたりの価格が約2,500円ぐらいとお高いですが、これを読んで撮りたくなったのであれば、一度試してみてください。
以上