JR舞子駅から歩いてすぐの舞子公園は、目の前に世界最長のつり橋「明石海峡大橋」と海の広がる景色の良い公園です。園内には舞子浜を代表する「松林」や、明石海峡大橋の展望施設「舞子海上プロムナード」のほか、「橋の科学館」、「孫文記念館(移情閣)」などがあります。
「明石海峡大橋」は本州と淡路島を隔てる明石海峡に架けられた、全長3,911mの「世界最長の吊り橋」です。神戸側からは晴れた日は淡路島が見えます。
橋の真下からも見る事ができ、また橋の横からの撮影中には鉄柵に野鳥が休憩していましたので橋をバックに撮影しました。
「舞子海上プロムナード」は、明石海峡大橋の神戸側の橋桁内に同時施工された遊歩道です。橋台内のエレベーターで8階に上がると、海面から高さ47メートルに上がることができます。そこから遊歩道で海上約150メートル先まで行くことができます。
上まで登り、東側を見ると舞子公園が一望できます。手前の円形の建物が「孫文記念館」で、奥に見える砂浜が「アジュール舞子海水浴場」です。その間の堤防では釣りもできる場所になります。
遊歩道の途中には床が透明になっている「海上47メートルの丸木橋」があります。スリルを体験したい方はおすすめです。
明石海峡大橋の構造を間近で見れて、いくつもの支柱が橋を支えている構造になっていることがよく分かります。
吊り橋の構造に興味が沸いてくれば、近隣施設の「橋の科学館」もおすすめです。
橋の建設について詳しい事を学ぶミュージアムになっています。
「孫文記念館(移情閣)」は、神戸を中心に活躍した中国人実業家・呉錦堂の別荘で、呉錦堂と親交が深かった孫文が訪れたことに由来します。孫文と日本・神戸の関りを紹介しています。国の重要文化財に指定されています。
写真の左下に映っている丸い輪は、明石海峡大橋架橋5周年にあたり作られた記念の碑で「夢レンズ」というオブジェです。
舞子公園のすぐ横には「アジュール舞子」があり、海水浴場になっています。正面に淡路島と西側に明石海峡大橋が見えるビーチです。
水質もきれいで、西側の岩場ではイソカニやヤドカリなどの生き物が生息し磯遊びもできます。
‘‘須磨から明石は松原づたい‘‘ともいわれた「松林」は、今ではこの舞子公園に今も約1,500本の松が残っています。松林の中にはベンチや遊具が設けられて憩いの場となっています。
静かな中にも、迫力のある松が見られます。
■舞子公園:JR「舞子駅」・山陽電鉄「舞子公園駅」から南へ徒歩5分
■舞子海上プロムナード:大人 310円 (平日250円) 高校生、中学生以下無料
■橋の科学館:大人 310円 小、中学生 150円