【 キヤノン 50/1.8 (ライカスクリューマウント) 】
みなさまこんにちは！
暑い夏が今年もやってきました。ミラーレス一眼の普及とともにマウントアダプター遊びもさらなる広がりをみせておりますこの頃「究極の組み合わせ」を求めてオールドレンズの大海原を航海される方へお宝発見に少しでも貢献できますよう、京都店では多数のレンズを揃えておりますのでぜひご覧ください！
さて、今回ご紹介は大海に漂う超安価なキヤノンの50mmF1.8レンズ。といってもデジタル一眼用のEFレンズではなく、1950年代に製造されたレンジファインダーカメラ用レンズです。
ライカスクリューマウント互換のこのレンズは小型で扱いやすく、オールドレンズ入門用には最適です。なぜ安価かと申しますと…この個体、内部に強いクモリが発生しているため「Cランク」扱いとなっております。画質はかなり低下が想像されるのですが、全く役に立たないかといえばそうでもないのです。今回はこの「クモリ有」レンズで試写を行いました。以外な描写力を発揮してくれました！
Canon L50/1.8
☆クモリ有レンズでフレアを楽しみましょう！
ソニー α7M2+Canon50/1.8 1/500 f2.8
現代のレンズには出ない独特のボケ味や強いフレアを技法として使いこなすことはオールドレンズの楽しみのひとつです。逆光時は全体に霞がかかったような絵になりますが、ほどよいソフト感を利用して作品にしてみましょう。
☆落ち着いた風合いにまとめてみましょう
ソニー α7M2+Canon50/1.8 1/500 f1.8
強い光源のない作例です。高コントラストのレンズには見られない描写が得られました。店頭でも多数のオールドレンズが並んでおりますが、コンディションをチェックしていると強いクモリが見られるレンズもチラホラ。クモリが見られるレンズを使うには少々抵抗がありますが、案外秀逸な描写をしてくれるレンズもあるのです。
☆フレアのコントロールはポジショニングが大事！
ソニー α7M2+Canon50/1.8 1/250 f11
盛大なフレアもうまくカメラの方向をコントロールして作品の味付けに使ってみましょう。昔は大事な写真にフレアがかかると「大失敗写真」として嫌ったものですが、映像効果のように使いこなす方も多くなって今やひとつの技法ともいえるでしょう。
フレア「小」
フレア「大」
フレアの大きさは撮影角度によってある程度調整を行い、ご自分の表現に最適な作画を行いましょう。
こちらのレンズはフロントキャップとレンズリアキャップが付属しております。この写りでこの価格。さてみなさまのお眼鏡にかなうでしょうか！一度お試しください。
担当 やませ
[ キヤノン 50/1.8 (ライカスクリューマウント) ]
ナニワ価格：5,800円(税込)
お問い合わせPLU(商品コード)：2221070244165
※中古品は１点モノにつき、品切れの際は何卒ご了承下さい
