こんにちは!レモン社新宿店のヤマザキです(^_^.
最近、巷でオールドレンズがプチブームとなっているようで、フィルムに馴染みない若い方でもオールドレンズに触れフィルムに興味を持つ方がちらほらと見受けられます。
ただフィルムカメラは、初心者の方には敷居が高い感じがある上に、そもそもフィルムやりたいけど入口が見つからず途方にくれてる方もいらっしゃるのではないしょうか。
今回はフィルムカメラ入門機として、CONTAX「167MT」をご紹介させて頂きたいと思います。
・CONTAX「167MT」とは
1987年に発売されたカメラで、コンタックスRTS II製造終了からコンタックスRTS III製造開始までは、唯一のコンタックスブランドの一眼レフカメラだったそうです。
対応するレンズを使えば、プログラムAE、絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアルとデジタル一眼レフを使う人でも違和感なく使える機能を持つカメラです。
ただし、対応しないレンズの場合は、絞り優先か、マニュアル露出でしか撮影ができません。
そして、何と言ってもこのカメラの特徴と言えば、世界で初めて自動多段階露出機能(Automatic Bracketing Control 、略称ABC機構)を搭載したカメラといったところでしょう。
自動多段階露出機能とは、簡単いうと露出を標準、アンダー、オーバーの三段階で写真を3枚連続で撮る機能。(ブラケット機能とも) この機能は今では当たり前のように各メーカーで名前を変えて搭載されていますが、中級機に世界で初めて取り入れたことはなかなか前衛的ではないでしょうか。
コストのかかるフィルムで、この機能は非常に贅沢ですね(汗
僕は、恐れ多くて使えません。笑
ではでは、休日の散歩がてら何枚か撮っていきます。
・作例
朝食を食べているわが子をまず、パシャリ。
あれこれ考えるのもめんどくさい性なので、基本的に絞り優先で撮っていきます笑
やっと梅雨も終わり、夏が本格的に始まりましたね。
痛いくらい差し込む日照りが、夏を体感させます。。
ではでは、歩いていきましょう。
いつもと変わらない何気ない日常も、フィルムを通してみるとやはり一味違いますね。
夏休み中の少年たち。
楽しそうに遊んでる姿に、自分の少年時代を回顧させられます。
発色が良く鮮やかで、どことなく暖かなソフト写りは、さすがヤシコンといったところでしょうか。
蝉が羽化しようと頑張っている姿に遭遇。
ふと思えば、蝉の鳴き声が響き渡っていることにやっと気づきました。
普段見られないこの瞬間、フィルムでちゃんととれているかどうかとても不安でしたが、しっかり写っていてよかったです!(^^)!
・感想
いかがでしたでしょうか。。
まず、非常に独特な操作感で慣れるまでが大変でした。デシタル一眼レフに近い感じがしましたので、馴染みやすいのではないでしょうか。一度慣れてしまえばなかなか快適なものです笑(個人差あり)
重量感に関しましては、堅牢な作りのせいかずっしりとしており、グリップも持ちやすく設計されている為、持った感じはしっくりとくるといったところでしょうか。
そして、なによりシャッター音がいい!!
シャッターを切るのが楽しくなるような軽快なシャッター音は、やみつきになります。
また、フィルムも自動で巻き上げ、巻き戻ししてくれるので、それもあいまってついついバシバシ撮ってしまいます(汗
167MTのこんなところがオススメ!
・オールドレンズの王道のヤシコンが使える
・対応したレンズを使えば、以後のコンタックス中堅機と比肩できる性能を持つ
・何よりもコスパがいい(中古相場が安い)
といったところでしょうか。
フィルムカメラを始めたいけど、何から始めればいいかわからない初心者の方、ヤシコンレンズを持っていてコンタックスのボディに迷っている方がいらっしゃいましたらぜひご検討されてみてはいかがでしょうか(^^)/
ではまた~
【商品情報】
商品名:(コンタックス) CONTAX 167MT
商品コード:2111020208319
販売価格:¥7,000(2019/07/30現在)
付属品:なしhttps://www.cameranonaniwa.co.jp/blogs/arrival/
ランク:B
※中古品は1点モノにつき、品切れの際はご了承下さい。