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【不器用な二眼レフ】ですが何か? Tele-Rolleiflex 作例付き使用レビュー

TELE-Rolleiflex Sonnar 135/4

過去に3.5F2.8FWideをレビューしたわけでして、そしたらアレもやらんといかんよねってなりますわな。

ブログのタイトルですでにお分かりだと思います。

TELE-Rolleiflex Sonnar 135/4

どーーーーーーーーーーん!!!!!

 

今回はTele-Rolleiflexのレビューです。

Wide-Angle Rolleiflexのときにお伝えしたことと重複することがありますゆえに、簡潔にお伝えします。


【最低限の伝えておきたいこと】

「これだけは伝えておきたい」と思ったことを箇条書きしています。

TELE-Rolleiflex Sonnar 135/4

  • 焦点距離は約75mm(74.25)とファインダーを覗いた時に近いと感じることが多々。
  • 最短撮影距離は2.5m圧倒的に使いづらいです。
  • 3.5E2をベースにSonnar 135mm F4.0の望遠レンズを搭載しました。(ワイドローライと同じ)
  • フィルター径はBAYⅢ(バヨネットⅢ型、2.8Fなどと同じ)。
  • 接写用のローライナーはテレローライ専用
  • 露出計があるタイプとないタイプに分かれます。
  • ファインダーとスクリーンを交換することが可能です。
  • 形がいびつなので、収納や持ち運びには苦労します。
  • プリズムファインダーとピストルグリップを装着すると殺傷能力の高い武器になります。棍棒ハンマーの間の武器になるかな。

【余談】

TELE-Rolleiflex Sonnar 135/4

めちゃくちゃ暑い時期に使用しておりましたゆえに、なかなか写真を撮るのも捗りませんでした。

なによりこの圧倒的な使いづらさが拍車をかけるように、邪魔をしてきました。

元々はプロがスタジオなどでポートレートを撮る目的で使用されていたので、本来の用途ではないがゆえに、使いづらくて当然かと思います。


【作例】

これだけ何回も使いづらいと煽ってきましたが、テレローライでないと撮れない写真があることを実感しました。

使いづらいなか、試行錯誤して撮りましたゆえ、是非括目を。

※GT-X830でデータ化をしています


【FUJICOLOR PROVIA100F】

TELE-Rolleiflex PROVIA100F

F/8.0 1/125秒 ISO100 家のベランダから見える景色。雲の表情がステキだったのでシャッターを切りました。

TELE-Rolleiflex PROVIA100F

F/8.0 1/125秒 ISO100 この画角、意外と情報が整理できて構図を綺麗にしやすいです。

TELE-Rolleiflex PROVIA100F

F/8.0 1/125秒 ISO100 店から見えるビル。夕陽に照らされていた情景に思わずシャッターを切った。


【FUJICOLOR PRO160NS】

TELE-Rolleiflex PRO160NS

F/8.0 1/125秒 ISO160 神戸元町駅降りてすぐのところ。奥行きのある高架と道に惹かれシャッターを切った。

TELE-Rolleiflex PRO160NS

F/8.0 1/125秒 ISO160 現像上がってから気が付いたが、さすがに遠い。最短撮影距離が2.5mとはいえ離れすぎた。それでも奥行きを捉えることに関しては使いやすい。

TELE-Rolleiflex PRO160NS

F/5.6 1/125秒 ISO160 この奥行きは美学。望遠レンズでの撮影にはうってつけ。

TELE-Rolleiflex PRO160NS

F/8.0 1/125秒 ISO160 3,2,1の掛け声とともに試される被写体。見事にあたふたした表情を捉えました。歩道橋の奥行きこれまた美学。


【FUJICOLOR ACROS100】

TELE-Rolleiflex ACROS100

F/4.0 1/60秒 ISO100 曇天のなか、日も沈んできて、ブレないギリギリの露出で撮影。これまた美しい。

TELE-Rolleiflex ACROS100

F/8.0 1/125秒 ISO100 使いづらいゆえに、空を見上げて建物を撮ることが非常に多くなる。ただその写真がどれも美しい。

TELE-Rolleiflex ACROS100

F/8.0 1/125秒 ISO100 偶然にも先頭車両に乗ったことが功を奏し、ステキな写真が撮れた。

TELE-Rolleiflex ACROS100

F/4.0 1/30秒 ISO100 外光でなんとか撮れそうな気がした場面。1/30秒でブレないように撮るには訓練を積む必要がある。


【KODAK PORTRA160】

TELE-Rolleiflex PORTRA160

F/11.0 1/125秒 ISO160 湖西線の志賀駅で下車。最高の奥行きを発見した。

TELE-Rolleiflex PORTRA160

F/8.0 1/125秒 ISO160 夏の湖岸の日陰で涼を取りながら子どもの泳ぎを見守る。

TELE-Rolleiflex PORTRA160

F/11.0 1/125秒 ISO160 あれに乗り、琵琶湖内を撮り散らかしたい。船酔いにより、すぐダメになる想像が容易につく。

TELE-Rolleiflex PORTRA160

F/8.0 1/125秒 ISO160 【夏の海で盗られても困らないランキング】第16位の浮き輪


【KODAK PORTRA400】

TELE-Rolleiflex PORTRA400

F/8.0 1/60秒 ISO400 琵琶湖って遊泳場所じゃなくても案外深くないんですね。

TELE-Rolleiflex PORTRA400

F/11.0 1/250秒 ISO400 前の写真で写っていた釣り人を真ん中に配置し、撮影。琵琶湖の夕暮れ時はこんなにも美しいんですね、、、

TELE-Rolleiflex PORTRA400

F/5.6 1/60秒 ISO400 今回の夕焼けの色は黄色寄りの色で幻想的だった。

いかがでしたでしょうか?

これはスキャンの問題なのか、Sonnar 135mm F4.0 の特徴なのかはわかりませんが、周辺光量が減光することが多くみられました。


【最後に購入時の注意】

  • テレローライはバルサム切れしている個体が多いです。
    購入されるときは、光学はしっかりチェックしませう。
  • レンズボードの繰り出しがボディに対して平行かチェックしませう。二眼レフですので、平行に繰り出されていない場合は、ファインダーで覗いた像に対し、テイクレンズ側に視差が生じピントを外すことがあります。

この2点は要チェックです。


これでローライフレックスの2.8F3.5FWide、テレのブログを作成しました。←リンクのしつこさ。

あとは、コアなユーザーに向けるとしたら、マジック、2.8B、スタンダード、金ピカコードですかね?物がないのでそう簡単にレビューできなさそうです。

ゆえに、一旦ローライ二眼レフから手離れするかなと思います。


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