過去に3.5F、2.8F、Wideをレビューしたわけでして、そしたらアレもやらんといかんよねってなりますわな。
ブログのタイトルですでにお分かりだと思います。
どーーーーーーーーーーん!!!!!
今回はTele-Rolleiflexのレビューです。
Wide-Angle Rolleiflexのときにお伝えしたことと重複することがありますゆえに、簡潔にお伝えします。
【最低限の伝えておきたいこと】
「これだけは伝えておきたい」と思ったことを箇条書きしています。
- 焦点距離は約75mm(74.25)とファインダーを覗いた時に近いと感じることが多々。
- 最短撮影距離は2.5mで圧倒的に使いづらいです。
- 3.5E2をベースにSonnar 135mm F4.0の望遠レンズを搭載しました。(ワイドローライと同じ)
- フィルター径はBAYⅢ(バヨネットⅢ型、2.8Fなどと同じ)。
- 接写用のローライナーはテレローライ専用。
- 露出計があるタイプとないタイプに分かれます。
- ファインダーとスクリーンを交換することが可能です。
- 形がいびつなので、収納や持ち運びには苦労します。
- プリズムファインダーとピストルグリップを装着すると殺傷能力の高い武器になります。棍棒とハンマーの間の武器になるかな。
【余談】
めちゃくちゃ暑い時期に使用しておりましたゆえに、なかなか写真を撮るのも捗りませんでした。
なによりこの圧倒的な使いづらさが拍車をかけるように、邪魔をしてきました。
元々はプロがスタジオなどでポートレートを撮る目的で使用されていたので、本来の用途ではないがゆえに、使いづらくて当然かと思います。
【作例】
これだけ何回も使いづらいと煽ってきましたが、テレローライでないと撮れない写真があることを実感しました。
使いづらいなか、試行錯誤して撮りましたゆえ、是非括目を。
※GT-X830でデータ化をしています
【FUJICOLOR PROVIA100F】
【FUJICOLOR PRO160NS】
【FUJICOLOR ACROS100】
【KODAK PORTRA160】
【KODAK PORTRA400】
いかがでしたでしょうか?
これはスキャンの問題なのか、Sonnar 135mm F4.0 の特徴なのかはわかりませんが、周辺光量が減光することが多くみられました。
【最後に購入時の注意】
- テレローライはバルサム切れしている個体が多いです。
購入されるときは、光学はしっかりチェックしませう。 - レンズボードの繰り出しがボディに対して平行かチェックしませう。二眼レフですので、平行に繰り出されていない場合は、ファインダーで覗いた像に対し、テイクレンズ側に視差が生じピントを外すことがあります。
この2点は要チェックです。
これでローライフレックスの2.8F、3.5F、Wide、テレのブログを作成しました。←リンクのしつこさ。
あとは、コアなユーザーに向けるとしたら、マジック、2.8B、スタンダード、金ピカコードですかね?物がないのでそう簡単にレビューできなさそうです。
ゆえに、一旦ローライ二眼レフから手離れするかなと思います。