今回は、ペンタックスとリコーが合併した2012年に第一弾のエントリークラスとして発売したＡＰＳ－Ｃの一眼レフ ペンタックスのK-30の入荷情報です。（当時の実売価格はボディが8万円弱で、カラーリングもバラエティーでした）
入荷したボディはシルキーシルバーというカラーで、シルバーとブラックのツートンです。また、特にキズ、目立つスレなどもなく良いコンディションです。
いままでは、現行、または1つ型落ちくらいまでの製品を選んでいましたが今回は何世代も前のボディをお伝えする事にしました。
2019年現在の現行品と比べればスペック的にはかなり劣ってしまいますが、このカメラを選んだ理由が3点あります！
1、バッテリホルダーを買えば単三電池4本で使用できる。
2、フォルム、カラーリングが美しく、見た目の古さをさほど感じない。
3、中古品での購入価格がリーズナブルである。
などですが特に重視したのは、単三電池のバッテリーホルダーが充電池と同じくらいの価格でいまだに販売されている事です。（社外品であれば千円強です）
単三電池で使えるコンパクトデジタルは今でもありますが、一眼は当時から他社にはありません！！！
おそらく、多くのカメラユーザーは次のカメラを買うと、旧型は出番が減り、バッテリーも劣化してしまい、やがてはは純正バッテリーも生産が終わり…と使われなくなるカメラも多いと思います。
ですが、このボディは故障しなければ、充電いらずでいつでも単三電池さえあれば出動できます！
上から見ると何かのヘルメットの様な…
実際、試写をすると、ライブビューでの撮影に慣れてる方には不自由な点がありました。それは電源を入れるたびにファインダー横のＬＶボタンを押さないといけないのです！！
このボディの試写にはｓｍｃ ＤＡ18-55/3.5-5.6ＡＬⅡを選びました。
（ちなみに、この中古レンズは4～5千円程度で手に入ります）
そして2020年の東京オリンピックで競技会場となる葛西臨海公園のカヌー・スラロームセンターが完成したらしいので行ってみる事に。
こちらもオリンピックモードに
ｆ6.3 1/80 ｉｓｏ100
期間限定の海水浴場となっていました
この暑さにはデンジャラスな自販機が右に！
ｆ5.6 1/100 ｉｓｏ200
実際、当日は猛暑日となり、海は近いのに風が弱い中を2時間近く歩いたのですが、地上からは入口の工事中のゲートしか見えず、観覧車に望みを託しました。
散々歩き、これだけ…でした
で、人生初のおひとりさま観覧車へ
ｆ8 1/250 ｉｓｏ100
夏休み時期であり、子供連れの親子などが多い入場の列に並ぶことになりました。
この観覧車は地上117ｍ、所要時間が17分でしたが、遂に国内初の人工スラロームコースを遂に目撃！！
目的の競技場が見えてきました！
ｆ8 1/250 ｉｓｏ100
観覧車の頂上あたりで都心をバックに…
現場を目にするとカヌーに少し興味がでてまいりました。
ちなみに、このコースは世界一的な規模だそうです。
また、このカメラの充電池・単三電池仕様は、万年筆でいうと、コンバーターとカートリッジインクがどちらでも使える両用式の様でもあり、スペックにこだわらなければ、現在のカメラほど使い勝手も複雑でなく、初心者の方にもおススメできます！！
ｆ4 1/800 ｉｓｏ100
【主な仕様、他】
レンズマウント：ペンタックスＫマウント
撮影素子：ＡＰＳ－Ｃ
画素数：1628万画素
モニター：3.0型
感度：100～12800（カスタム設定により25600まで可能）
外形寸法：約128.5ｍｍ（幅）×96.5ｍｍ（高さ）×71.5ｍｍ（厚）
重量：590ｇ（本体のみ）
電池：充電式リチウムイオン電池または単三電池ホルダー（別売）
中古品ランク：B（スリキズ少）
付属品：取説、バッテリー、チャージャー、社外品単三ホルダー、Ｂキャップ
販売価格：20,000円（税込）
商品ｐｌｕコード：2111040075274
※こちらはレモン社銀座店の在庫です（2019年8月21日現在）
また、カメラのナニワ・オンラインショップからもお求めいただけます。
担当：カラサキ
