タカチホカメラ府内店の安藤です。
帰省ラッシュも静まり、故郷に帰りいつもの環境とは違う景色を眺める方も多いのではないかと思います。
さて、今回は大分県国東市の両子山中腹に位置する天台宗別格本山両子寺を撮影してきました。
ここ両子寺では高さ2メートル以上を越す仁王像が有名ですが、子授けのパワースポットでもあり、秋には紅葉も有名なスポットで森林浴の森百選にも選ばれていると言うことです。
先ずは境内前の駐車場から階段を上がって「天台宗別格本山両子寺」と書かれた石表札と石造物の少しだけ護摩堂の屋根が見え周りに紅葉の場所での一枚。
続いて、護摩堂を背に緑の葉を付けた紅葉の真下に行き左隅にある参拝受付の方へ向いくと大小の石造が同じ方向を向いて並んでいるのと旗が縦に並ぶリズムが面白いと思い撮影しました。
両子寺を拝観する前に受付で大人料金300円を払い境内へ歩くと...
ほうきを持った可愛らしい石造がありました。その横には子授けを祈願する絵馬と他に人をかたどった様な絵馬も一緒に沢山かけられてありました。
さらに奥に進むとお寺なのに鳥居があるのが不思議ですね。神を仏とし仏を神とする神仏習合文化が根付く国東半島。
鳥居をくぐると左右に並んだ獅子の石造の真ん中に長い石段を登り見えてきたのは…
岩山を背に造られた奥の院本殿へたどり着きました。懸け造り(崖造り)と言う日本ならでわの建物で京都市の清水寺や鳥取県の三仏寺投入堂などが有名な建築物です。大分県には国東市のほかに宇佐市、中津市、豊後大野市にもある様です。
話を奥の院へ戻します。この奥の院の横に洞窟がありローソクの火だけで灯されて目が慣れないと真っ暗に近い感じでした。ゆっくり歩いて奥まで行くと洞窟をくりぬいた場所に石造が置かれていました。撮影をして良いかわからなかったので失礼がない様にと思い洞窟内は撮影していません。
この両子寺はこの他にも沢山の石造や両子寺の七不思議といった場所がいくつかありますので是非、ご家族、カップル、友人と一緒に参拝へ出かけてみるもの面白いと思います。足を運んでみてください。
撮影地:両子寺
営業時間:公開 春夏秋 8:00~17:00 3月〜11月
公開 冬 8:00~16:30 12月~2月 (講堂・奥の院 16時まで)
所在地:873-0356 大分県国東市安岐町両子1548
交通アクセス:杵築駅からバスで80分
撮影機材
カメラ:CANON 6D MARK II
レンズ:EF 28-70 2.8 USM