皆さま、こんにちは。
先日フィルムカメラを持って出かけた際に、
電池を入れ損ねたことをフィルム1本使い切ったところで気が付いた
レモン社・横浜店の花田です。
さて、今回は戦国時代~江戸時代にかけて名をとどろかせ、
難攻不落と呼ばれた「小田原城」のご紹介です。
関東圏で天守閣まで現存しているのは小田原城だけだそうで、
国内外から多くの観光客が訪れる場所となっています。
そんな小田原城、最期の戦いとなったのは、豊臣秀吉の来攻。
城下町全体を囲む、およそ9kmの空堀と土塁「総構(そうがまえ)」を築きますが、
約18万の大軍に包囲され、終戦となりました。
<個人的にかっこいいと思ったところ>
城下町全域を囲うという発想……!!
そして小田原城は、「落城」ではなく「開城」という形で終わりを告げたんです。
最後まで「落ちる」ことのなかったお城、まさに難攻不落。なんとも魅力的じゃあないですか。すき。
正面入口から入り、馬出門をくぐると多数の矢狭間、
鉄砲狭間がある枡形門が見えてきます。
攻め入る側・守る側、この2つの視点を想像して、思わず息を呑んでしまいました。
狭間を内側から見た写真です。
内側から外に向かって狭くなっているため、
城外からは当てづらい構造になっています。
先人達の知恵は本当にすごいものです。
銅門(あかがねもん)の正面から撮影した1枚。
櫓の中には、「石落とし」(上から石を落として敵の侵入を防ぐ)の
仕掛けがあります。
私が行った日は、内部の特別公開も行われておりました。
(土日祝日(10:00-15:00)のみ公開、入場無料。)
※ここで記事を読んでくださっている皆さまに、突然ですがお詫び申し上げます。
天守閣からの風景写真がございません。(誤ってデータを削除いたしました。)
本来ならば、真鶴半島や伊豆諸島、小田原の街や相模湾が一望できる場所になっております。
皆さま、心の目で、そして小田原城に足を運びご自身で、その風景をご覧ください。
(撮影地情報とは・・・・・・・?)
小田原城址公園内には、こども遊園地もございます。
夏休み中ということもあり、子供連れのご家族も多く見受けられました。
そのまま道を下っていくと「報徳二宮神社」がございます。
緑に囲まれた、涼しげのある一枚となりました。
苔もいい雰囲気を出しており、風が吹けば汗も引くような場所でした。
何を隠そう、二宮金次郎です。
今日も変わらず、読書に励んでおられました。
お勤めご苦労様です!!('◇')ゞ
そして「きんじろうカフェ」なるものも……!!
江戸時代に金次郎が食べていた「呉汁」や、
オリジナルグッズなどの販売もあります。
蚊取線香の匂いに包まれ、落ち着きのある空間でした。
【使用機材】 ボディ:Canon EOS 8000D |
【小田原城 ご利用案内】 ●開館時間 午前9時00分〜午後5時00分(入館は午後4時30分まで) ●休館日 12月第2水曜日 ※館内整理のため / 12月31日〜1月1日 ●入館料 天守閣単独券(個人)一般 500円、小中学生 200円 ●アクセス |
さてさて最後になりますが、
今回ご紹介した以外にも、小田原にはたくさんの魅力がございます。
駅前の商店街はとても賑わっていましたし、少し海側のほうへ出てみれば、薬博物館、ういろう博物館、染め織り館、かまぼこ伝統館、かつおぶし博物館など、様々な観光スポットがございます!
次に足を運ぶときはそっちの方へも行ってみたいと思っています。
皆さまもぜひ小田原へ…!!
ただし、この時期はくれぐれも熱中症にお気をつけください。
対策をしっかりとして撮影へ行きましょう。
それではまた次回!
レモン社・横浜店の花田がお送りいたしました。